野外炊事の後は「きた時よりも美しく」の心で協力して片付けを行いました。すすで真っ黒になった鍋、炭の残ったかまどを徹底的にきれいにしました。手が切れるほど冷たい山の水にも負けず、ピカピカになるまで鍋を磨き上げました。たくましい素敵な子達です。
いよいよ退所式。2日間お世話になった赤尾先生から、「60名という大人数にも関わらず、一人一人がしっかりと何をすべきか考えて動いていた。10数名の団体でも、二日間一緒にいると自分の声が枯れてしまうことが多い。『静かにしろ!』と何ども大声を出さなければならないから。笠原小学校では全くそんなことがなかった。嬉しかった」と言っていただきました。
ここまでの生活を通して取り組んできたこと、みんなで支え合った事実の積み重ねが、素敵な姿として、外部の方に認めていただけたことは大きな宝物です。
学校到着後の解散式。疲れた表情の中にも充実感が漂っています。
実行委員に、班長に、代表委員に、先生に、おうちの方に、そうしてお互いに。支えてくださった全ての人に拍手を贈り、感謝と笑顔で5年生の宿泊研修は幕を閉じました。