図書委員が積み重ねてくれた幼稚園での読み聞かせかせ活動も、今年度は今日が最終回。少し残念ですが、締めくくりにふさわしい、素晴らしい活動でした。
 二人の男子は年中クラスへ。息の合ったテンポのよい読み聞かせ。王様ジャンケンに大喜びの園児たち。
 三名の女子は本にあわせてペープサートを準備。相当に練習を積んだことがわかる、ハキハキした明るい声にひきつけられる園児たち。ピアノを演奏しつつ行った焼き芋ジャンケンは、まるで幼稚園の先生のようでした。
 この活動も、笠原小学校の温かな日常が土壌となって芽生え、花開いた文化です。全員の宝物です。

笠原幼稚園、笠原保育園から、来年度入学予定の園児の皆さんが、学校を訪れてくれました。3つのグループに分かれて校内を見学。校舎や授業の様子を見てもらいました。おわりの会では、たくさんの子が手をあげて質問できました。素敵な皆さんです。どうか桜の花と一緒に、元気に入学してくださいね。楽しみに待っています。

2年生が町内にある横井屋仏壇店の箔押師、杉浦義晴さんを招いてタイルに金箔を貼る体験をしました。先日、サンプルを見せると「おぉ、すごい!」、「早く作りたい!」と驚きの声が聞かれ、ワクワクしながら当日を迎えました。

当日は、杉浦さんの話を熱心に聞きながら、制作を始めました。筆でタイルに液体を塗り、金箔を貼り付けました。その後、竹串を使って、すみっこぐらしやカービー、ピカチュウなどそれぞれが用意した絵を慎重に描いていました。完成した作品を見た子ども達は、「早く、おうちに飾りたい」「お家の人に見せたい」と、満足した様子で、眺めていました。また、お世話になった杉浦さんは京都の金閣寺の金箔を貼る職人さんでもあります。そんな方に教えていただくなんて素晴らしいことです。

2年生も残り1か月のこの時期に、また1つ思い出に残るステキな体験ができました。

   

 

笠原中学校生徒指導主事の先生が来校。6年生にお話をしていただきました。
 小学校と中学校の違いや、中学校へ進学するにあたっての心構えを話してくださいました。1ヶ月と少し後には全員が中学生。素晴らしい中学生として歩み出すことを確信しています。

本年度最後の学校運営協議会が行われました。多治見市教育委員会をはじめ、学校を支えてくださる委員の方がお越しくださり、児童の授業等、学校を参観し、感想や提言を述べてくださいました。
 総じてどの学級も、児童が意欲的に取り組んでおり、先生もタブレット等工夫して授業を行っていると言っていただきました。
 本年度は今回が最後となりますが、来年度もどうかよろしくお願いいたします。

今日は6年生対5年生、4年生対3年生。勝ち残ったチーム同士の試合でした。いつものように、運動委員会がコートや道具を準備し、完璧に進行してくれました。
 熱い戦いの末、6年生、4年生がそれぞれ勝利をおさめました。
 素晴らしい試合でした。6年生は声をかけ合いながら、全力で5年生を倒しに行きました。一切の手加減もないその姿は、決して情け容赦がないとか無情とかでなく、逆に、下級生への敬意に満ちた姿でした。5年生も懸命に食い下がり、一時、いいところまで行きましたが、力及ばず敗れました。その姿も実に爽やかでした。
 4年生も3年生に完勝しました。試合後には、敗れて悔しがる子に何人もの4年生が駆け寄り、慰めていました。
 球技を通して、上級生と下級生が語り合いました。とりわけ、少し早いですが、6年生と5年生の試合は、次の笠原小を託す思いのバトンが受け渡されたように見えました。

図書委員が、笠原幼稚園で園児に読み聞かせをする機会をいただきました。これも本校の伝統となっている活動です。絵本を読んだ後は簡単なゲームをして、お互いに楽しみと学びを得られる活動です。
 今日は5年生。6年生に比べると、初々しさはありますが、それでも優しく笑顔で触れ合おうと気持ちを込めて取り組みました。すぐに園児との距離も縮まり、ゲームの繰り返しをせがまれて時間オーバーになりそうなほどでした。素敵な時間でした。ありがとうございました。

6年生の有志によるボランティア団体が発足しました。以下は、その趣旨について、TS君とKR君が、今日の放送で語ってくれた内容です。

 みなさんこんにちは。僕たちは「クリーン隊」です。皆さんの廊下にゴミ箱が置いてあることに気づきましたか。これは6年生のクリーン隊が置かせてもらったものです。置いた理由は二つあります。
 一つ目は、HN君とHYさんが一生懸命に作ってくれた新聞の袋を学校のために使いたいからです。
 二つ目は、学校を少しでも綺麗にしたいからです。もし廊下にゴミを見つけたら、そのゴミ箱にどんどん入れてくれると嬉しいです。ご協力をお願いします。

 委員会や当番活動とは何の関係もなく、立ち上げてくれた活動です。各学年のフロアに一つずつ設置。週に一度交換してくれるようです。きっと多くの子が、小さなほこりに目を止めたり、気づいた時にどうするかを自ら考えたりする機会となるでしょう。
 笠原小に自治の風を吹かせてくれた6年生もまもなく卒業。しかし最後の最後まで、立ち止まらない逞しい足跡を刻みつけてくれる姿と心を頼もしく思います。

笠原町に会社がある「トレンドクリエーションズ株式会社様」から一輪車を8台寄贈していただきました。子ども達は大変喜び、その日から上手に乗りこなしていました。低学年から高学年まで使えるよう、2種類のサイズを4台ずついただきました。本当にありがとうございました。