朝の会から1時間目にかけての全学級の様子です。(つくし2組は交流)やる気に満ちて、笑顔輝く1日のスタートです。

ぐっと冷え込みました。校庭のスズカケの木もすっかり黄葉し、大きな葉を落としています。そんな中でも登校する子どもたちは笑顔いっぱい。それぞれの個性で、挨拶を通して温もりを届けてくれます。一番小さく写っているこの班の人たちは、登り坂の死角から顔が出るや否や、200メートルほども遠くから元気いっぱいの挨拶を届けてくれます。若くしなやかで強靭な感性と行動力を心から誇らしく、愛おしく思います。

どの子もくたくたになるくらい精一杯取り組むことができた恵那山荘合宿でした。しかし、さらに偉かったのは、バスからおりたとき出迎えてくれた先生方に「ただいま!」と元気な表情で挨拶ができる子がたくさんいることでした。本当に充実した二日間を過ごしたことでしょう。月曜日から一皮もふた皮もむけた輝く5年生となっていることでしょう。みんなお疲れ様でした。

あっという間の2日間でした。快晴の下予定は全て完了。対処式では山荘の市岡さん、指導者の赤尾先生から口々に反応のよさ、考えて動く力動く褒めていただきました。もう後2日くらいいたい、そんな気持ちで根の上高原を後にできることは幸せです。さあ、帰ろう。

全員でご馳走様をした後は、全員で力を合わせて片付け。ススで真っ黒になった鍋を全力でゴシゴシと。見る見るきれいになっていきます。みんなで座ったベンチのほこりを手で払う人。できることを探して、よりよく、より美しく。素敵な目と心を持った人たちです。

昨日に続き、赤尾先生のご指導で野外炊事。ハイゼックス米を使った災害炊飯の体験は貴重です。理科の実験のように慎重に計量。さあ、うまくいくかな。

帰るときはきたときよりも美しく。活動に組み込んだボランティア清掃。掃除を宝物とする笠原小学校の、さすが5年生という素敵な姿でした。どうしてそこまでできるのか。そんな姿がそこここに見られました。

食事係は全員の食事の前と後に配膳や机の消毒をしてくれました。ありがとう。朝ご飯、みんなよく食べました。部屋が乾燥していたのか、お茶を7杯も飲んだ子も…。昨夜と同様に食事は入れ替え。朝の集いをおこなったキャンプ広場はさわやかな空気に身も心も洗われるようです。外気温は案外に高く、集いの時点では9度。「いい感じに目が覚めた」という笑顔が朝日に輝いていました。

おはようございます。6時の起床時間と同時に、一斉に布団を上げ、シーツを整理。「5時には起きてたよ」という笑顔が語るように、大方の児童は6時より前に目が覚めていたようですが、部屋はずっと静かでした。こういうところにも、一人一人が伸ばしている自立力が表れています。ぐっと冷え込んだ、高原の早朝の空気は凛と引き締まっています。今日も快晴です。