6年生はこの日、最後の授業を受けました。講師は校長です。
校長は子ども達に以下のような思いをしてほしいと願い、学校経営を続けてきました。
「小さな事かもしれないけれど、自分にはこんなよさがある。」「それを分かってくれている仲間が、先生がここ(笠原小)には確かにいる。」「みんなのおかげでなりたい自分に近づいた。」「夢がもてた」「自分は自分でいいんだ。生まれてきてよかったんだ。ここから始めればいいんだ。」「まちがってもいい。でもあきらめない。自分のために、誰かのために」
子ども達にそんな思いになってほしいと願うようになった根拠になるお話を、幼少期からの生い立ちからしみじみと、それでいてユーモアを織り交ぜお話をしました。子ども達も時には真剣な表情で、時には笑いながら聞くことができました。お話が終わると「だから心の宝物が大事なんだ!」と口々に話す子ども達の顔はとても晴々としていました。