6年生を送る会 感謝と感動

心を込めた準備期間を経て、今日、6年生を送る会が開催されました。
 5年生を中心に入念に準備された会場や校舎の飾り付け、力の入った発表。
 心が、魂が、命が洗われ、明日への勇気が胸に灯る、そんな素晴らしい時間でした。
 1年生の呼びかけと歌。元気いっぱいな声と笑顔は可愛らしく、しかし力強いものでした。2年生の呼びかけとダンス。生き生きした表情とキレのよさに、込めた気持ちと積み重ねた練習の確さが伝わりました。3年生の呼びかけ中に突然登場したよさこいソーランも、三三七拍子のビートも、6年生の胸にダイレクトに届いたでしょう。4年生の合唱の完成度の高さ。元気な声と表情、見事な指揮とピアノ。込めた心が伝わりました。
 5年生のキビキビした動きには、次の笠原小学校を背負う決意が表れていました。飾り付けから企画までの準備、会の進行から後片付け。しっとりとした歌声からも、優しさと共に頼もしさが伝わりました。
 そして6年生。入場から退場まで、この6年間で経験し、積み上げた全てが伝わる姿でした。下級生の発表を聴く姿、表情の優しさと頼もしさ。少しも揺るがない姿勢は、強いられた、とか、こうでなければならない、といった緊張とは違う、自然な、しかし毅然として自ら選び取った集中力に満ちていました。精一杯の歌声、男子の少し太くなった声も混じる、たくましく優しい呼びかけ。
 5年生にバトンをしっかりと手渡し、拍手に送られて退場する背中には、来るべき進学への、新たな門出への決意が込められていました。
 ありがとうの思いで全校が一つになりました。心温まる素敵な時間でした。