3月13日(月)の午後、6年生が中学校へお邪魔し、半日の間、中学校の雰囲気を学んできました。校長先生や教務主任の先生のお話、授業参観と部活動参観、2年生の合唱と次期生徒会長のお話と盛り沢山な内容でした。参観するときの、6年生の生き生きとした表情、1年前、2年前に6年生だった先輩のたくましく成長した姿。どちらも新鮮で感動的でした。お世話になった笠原中学校の皆様、本当にありがとうございました。

校地内にスイセンが芽生えました。桜の蕾もずいぶんふくらんでいます。まもなくどちらも美しい花を咲かせるのでしょう。児童の進学・進級を祝うように。春はもうすぐです。

卒業を再来週に控えた6年生が、小学校生活を支えてくれた校舎や下級生、先生への感謝を込めて、校内のあちこちを掃除したり整えたりする作業をしてくれました。
 暑い午後、懸命な作業に汗を流す姿は爽やかでした。頼もしいこの姿もあと少し。そう考えると寂しさも漂う。そんな時間でした。

 温かな風が吹き、絶好の外遊び日和の昼休み。教室前の花壇の草取りをする1年生。きっと花壇にも心にも、美しい花が咲きますね。ありがとう。
 あとの2枚は、失くしものをしてしまった仲間のために、休み時間も探し続ける人たち。校務員のSさんも。昨日も含めて、本当はもっとたくさんいました。なくした人は、どれほど心強いことでしょう。
 笠原小には、こんなやさしい人がたくさんいます。

笠原小学校には、学校でも学校の外でも多くの子が活躍しています。空手道選手権大会で全国大会への出場を決めた子、多治見市文芸祭で素晴らしい成績を残した子、笠原校区青少年まちづくり市民会議の皆さんと笠原のためにがんばった子・・・笠原小学校ではいろいろながんばりを認め、紹介しています。

心を込めた準備期間を経て、今日、6年生を送る会が開催されました。
 5年生を中心に入念に準備された会場や校舎の飾り付け、力の入った発表。
 心が、魂が、命が洗われ、明日への勇気が胸に灯る、そんな素晴らしい時間でした。
 1年生の呼びかけと歌。元気いっぱいな声と笑顔は可愛らしく、しかし力強いものでした。2年生の呼びかけとダンス。生き生きした表情とキレのよさに、込めた気持ちと積み重ねた練習の確さが伝わりました。3年生の呼びかけ中に突然登場したよさこいソーランも、三三七拍子のビートも、6年生の胸にダイレクトに届いたでしょう。4年生の合唱の完成度の高さ。元気な声と表情、見事な指揮とピアノ。込めた心が伝わりました。
 5年生のキビキビした動きには、次の笠原小学校を背負う決意が表れていました。飾り付けから企画までの準備、会の進行から後片付け。しっとりとした歌声からも、優しさと共に頼もしさが伝わりました。
 そして6年生。入場から退場まで、この6年間で経験し、積み上げた全てが伝わる姿でした。下級生の発表を聴く姿、表情の優しさと頼もしさ。少しも揺るがない姿勢は、強いられた、とか、こうでなければならない、といった緊張とは違う、自然な、しかし毅然として自ら選び取った集中力に満ちていました。精一杯の歌声、男子の少し太くなった声も混じる、たくましく優しい呼びかけ。
 5年生にバトンをしっかりと手渡し、拍手に送られて退場する背中には、来るべき進学への、新たな門出への決意が込められていました。
 ありがとうの思いで全校が一つになりました。心温まる素敵な時間でした。

図書委員が積み重ねてくれた幼稚園での読み聞かせかせ活動も、今年度は今日が最終回。少し残念ですが、締めくくりにふさわしい、素晴らしい活動でした。
 二人の男子は年中クラスへ。息の合ったテンポのよい読み聞かせ。王様ジャンケンに大喜びの園児たち。
 三名の女子は本にあわせてペープサートを準備。相当に練習を積んだことがわかる、ハキハキした明るい声にひきつけられる園児たち。ピアノを演奏しつつ行った焼き芋ジャンケンは、まるで幼稚園の先生のようでした。
 この活動も、笠原小学校の温かな日常が土壌となって芽生え、花開いた文化です。全員の宝物です。

笠原幼稚園、笠原保育園から、来年度入学予定の園児の皆さんが、学校を訪れてくれました。3つのグループに分かれて校内を見学。校舎や授業の様子を見てもらいました。おわりの会では、たくさんの子が手をあげて質問できました。素敵な皆さんです。どうか桜の花と一緒に、元気に入学してくださいね。楽しみに待っています。

2年生が町内にある横井屋仏壇店の箔押師、杉浦義晴さんを招いてタイルに金箔を貼る体験をしました。先日、サンプルを見せると「おぉ、すごい!」、「早く作りたい!」と驚きの声が聞かれ、ワクワクしながら当日を迎えました。

当日は、杉浦さんの話を熱心に聞きながら、制作を始めました。筆でタイルに液体を塗り、金箔を貼り付けました。その後、竹串を使って、すみっこぐらしやカービー、ピカチュウなどそれぞれが用意した絵を慎重に描いていました。完成した作品を見た子ども達は、「早く、おうちに飾りたい」「お家の人に見せたい」と、満足した様子で、眺めていました。また、お世話になった杉浦さんは京都の金閣寺の金箔を貼る職人さんでもあります。そんな方に教えていただくなんて素晴らしいことです。

2年生も残り1か月のこの時期に、また1つ思い出に残るステキな体験ができました。

   

 

笠原中学校生徒指導主事の先生が来校。6年生にお話をしていただきました。
 小学校と中学校の違いや、中学校へ進学するにあたっての心構えを話してくださいました。1ヶ月と少し後には全員が中学生。素晴らしい中学生として歩み出すことを確信しています。