3/25(木)に、卒業式を行いました。コロナ禍にあり、卒業生とそのご家庭より1名の保護者、来賓2名と教職員が参加した式となりました。昨年度末も同じ状況下にあり、当時5年生であった今年度の卒業生たちは、在校生代表として参加することがなかったため、今回、小学校の卒業式に初めての参加となりました。
 

 しかし、どの子も姿や姿勢、担任の先生からの呼名に「ハイッ!」という返事などから、6年間の「感謝」とこれからの「決意」を立派に示すことができました。

 校長先生からは、「これからの人生、辛いことも悲しいこともあります。しかし、どんなことがあっても絶対に、自分に負けないでください。それを乗り越えた先に、未来があります。夢も希望もあります。どうか、どうか、苦しみから決して逃げないでください。みなさんの周りには、支えてくれている人が必ずいます。皆さんの成長を誰よりも願っている家族がいます。そしてまた、新しい出会いもあります。人と人の繋がり中で、力の限り精一杯生き抜いていってください。」と、式辞でお言葉いただきました。  

 卒業生全員による呼びかけや合唱は行えませんでしたが、卒業生全員の思いを込めた代表3名による「別れの言葉」には、会場全体に感動の涙を誘う魂のこもったものがありました。厳粛さの中に感動があふれる、とても素晴らしい卒業式になりました。

 また、26日(金)には、今年度の修了式を行いました。ここでも、体育館に一堂に会することなく、各教室で放送を聞くスタイルで行いました。校長先生からは、各学年ががんばってきたよさを紹介していただき、そのがんばりを4月からの新しい学年に生かしていきましょうというお話がありました。その後、学級活動の中で、各担任から通知表を渡し、春休みを安全に過ごしましょうと、話がありました。

 学級活動後は、これまで本校でお世話になり、この3月で離任される先生の紹介を同じく放送で行いました。お世話になった先生方をお別れすることは寂しいですが、子どもたちも先生方も新たな生活へのスタートです。新しい学校・生活の場でご活躍されることをお祈りしています。なお、離任者については、27日以降の新聞発表等でご確認ください。

 今年度のホームページ更新も今回が最後です。しかし、緊急なお知らせ等がある場合はこの限りでありません。一年間、ご覧いただきありがとうございました。次年度もタイムリーな更新に努めていきたいと思います。

 3/16(火)に6年生を送る会を行いました。コロナ禍にあり、新しい生活様式で過ごす中、新しい送る会の実施の仕方について、5年生の実行委員が中心になり、全校みんなで考えてきました。そこで、密にならないように工夫をした送る会を実施することができました。

校舎内には、在校生から卒業生へのメッセージでいっぱいです。

 送る会に先立ち、今日から卒業式練習を始める6年生へ向けて、卒業式に向かっていく気持ち作りについて、校長先生が話されました。卒業とは、これまでのいろいろなことへの「感謝」と、これからに向けての「決意」をすることであり、その証として「卒業証書」を受け取るという気持ちで臨んでほしいとお話がありました。

「『感謝』と『決意』をもって臨んでください。」

 送る会の第一弾は、3年生からのメッセージカードのプレゼントです。メイキングビデオも上映され、3年生の6年生への思いが伝わりました。

メッセージカード作成のメイキングビデオ
ご卒業、おめでとうございます。

送る会の第二弾は、学年発表です。会場をグラウンドに移し、発表学年はグラウンド中央で、参観学年はグラウンドの端や校舎から見ました。

 1年生と2年生は、6年生に笑顔を届けるために、それぞれかわいらしいダンスを披露しました。

1年生の「鬼滅の刃」
2年生の「NizU Make you happy」
演技に合わせて自然に手拍子を送ってくれた6年生。さすが、最高学年。

 そして、この会を引っ張ってきた5年生による発表です。 新しいかたちの送る会の実施に向けて、がんばってきました。「今までありがとうございました。」という「感謝」と、私たち5年生が引き継ぎます!という「決意」の思いが伝わる演技でした。6年生の幸せを願って、「幸せなら手をたたこう」の歌も素晴らしかったです。

一人一人がメッセージを書きました。
「あ り が と う !」
会を進めている5年生の実行委員のみなさん

 学年発表の最後を飾ったのが6年生。リーダーとしての貫禄を示したフラッグ演技を披露しました。

 演技後には、引継ぎ式を行いました。6年生の代表から5年生代表へ「班旗」「委員会ファイル」「あいさつ運動(タスキ)」を託しました。

お互いに、「感謝」と「決意」の引継ぎ式

 送る会の第3弾は、交流活動です。「強い6年生の胸を借りたい!」「一緒に思いっきり遊びたい」という4年生の願いから、その願いがかなった「送る会」になりました。「ドッジボール」や「だるまさんが転んだ」など、1時間思う存分交流できました。

「お願いしま~す。」
「いっくぞ~!」
「ねらいバッチリ! 足に当たった!」

 新しいかたちの6年生を送る会を、5年生が中心になり、それぞれの学年でできることを考えて準備してきました。校長先生からお話を聞いた6年生にとっても、送り出す側の1~5年生にとっても、お互いに「感謝」と「決意」の心をもって、姿で示していくことができました。そんな姿を示し合う場として、大変素晴らしい送る会にすることができました。

 卒業式、修了式まで、あと数日となりました。それぞれの学年が最後の締めくくりに向けてがんばっていきます。