12月21日(火)

 延期になっていた社会見学にようやく行くことができました。2年生は小学校に入学して以来、初めての社会見学でした。みんなで乗るバスも初めて。楽しみで楽しみで、前日はなかなか寝られなかったという子もいるくらいでした。バスの運転手さんにもしっかりあいさつをして、シートベルトもして、さあ!出発!

名古屋港水族館に到着。海が見え、南極船「ふじ」を見ながら、橋を渡り入館しました。早速見えたイルカたち。水の中を勢いよく泳ぐ姿にみとれていました。寒い時期でしたが、この日は比較的暖かい日だったので、イルカショーもお弁当も、ゆっくり楽しむことができました。



午後からはグループで南館を回りながらクイズに挑戦しました。教頭先生に写真を撮ってもらうミッションも、上手にお願いができました。おもしろいカメや、ダンゴムシに似たダイオウグソクムシ、ゆらゆら泳ぐきれいなクラゲなどなど、初めて見る生きものに目を輝かせていました。グループからはぐれることなく、時間までに全グループ集合することができました。

クリスマスが近いので、水族館もクリスマスの飾りがたくさんありました。もう一度名古屋港水族館に行きたいと話していました。次に行くときは、子どもたちが案内できるかな?楽しい一日になりました。

12月2日に、4年生83人全員で美濃和紙の里会館へ行きました。

展示室では、社会科で学習した美濃和紙のことを思い出しながら、様々なものに使われている和紙に興味津々で見学しました。和紙で作られたドレスには驚きの声があがっていました。また、和紙を使った絵画作品を見て、「ちぎった和紙の繊維を上手に使って動物の毛並みが表現してあるね」と細かいところまでよく観察する姿も見られました。

紙すき体験では、「道具が想像していたより重かった」など体験したからこその感想も多く聞かれ、貴重な体験となりました。

お弁当も、距離をとりながらグループでなかよくおいしくいただきました。

11月25・26日に京都・奈良に修学旅行に行ってきました。雨に降られることもなく、落ち着いた天候で2日間を過ごすことができました。

・学習のめあて「しっかり見たり聞いたりして日本の歴史にくわしくなろう。」

・仲間のめあて「みんなで協力し、楽しく思い出に残る修学旅行にしよう。」

・マナーのめあて「お世話になる人に感謝し、マナーを守って行動しよう。」

という目標のもと、2日間を過ごしました。

歴史的建造物やガイドさんたちの話を興味深く見たり聞いたりする姿や、奈良公園でのグループ行動や京都のタクシー研修で仲間と声を掛け合って回る姿など、成長が各所に見られました。また、運転手さんや旅館の方などへのマナーを守って行動することもできました。

一つの大きな行事が終わりましたが、これをゴールとして捉えるのではなく、行事を通して培ってきた力をこれからの生活に生かしていきます。






 

10月28日 気持ちのよい秋晴れの中、1年生82人全員で東山動物園へ行きました。

グループごとに地図を見て園内を回り、協力して動物ビンゴの問題を解きました。

初めてのグループ活動で不安もありましたが、どのグループも互いに声を掛け合い、仲良く動物を見て回ることができました。

1日目】の続きです。先にそちらをご覧ください。

【2日目】

しっかり睡眠をとったためか、子ども達の起床はとても早いものでした。起きてすぐに着替えを済ませ、シーツや毛布を協力して畳みました。事前に「少年自然の家の部屋点検は厳しい」ということを聞いていたためか、合格をもらうために仲間同士で何度もシーツや毛布のたたみ方を直したり、部屋の掃除をていねいに行ったりしていました。

朝のつどいでは、展望テラスでラジオ体操をしたり、今日の目標の確認をしたりしました。「けじめをつけて行動する」ことや、「公共の場でマナーを守る」とは、具体的にどうすることなのかということを再度確認し、宿泊研修のめあて達成を目指す意識を高めました。

食事では、昨日に引き続き黙食を徹底することができました。

次に行うクラフト体験を行うためには、開始時間までに全ての部屋が所員さんの部屋チェックに合格しなければなりません。しかし、「来たときよりも美しく」の合い言葉の下、仲間で協力して頑張った結果、どのグループも一度で合格をいただくことができました。

続くクラフト体験では、鳥の鳴き声がする「バードコール」を作りました。それぞれ形が違う間伐材を材料に、世界にひとつだけの作品を作りました。同じ作り方をしていても音色が違う作品を持ち、「実際に鳥たちと会話してみたい」と森の中で鳴らす姿があちらこちらで見られました。

最後に、退所式を行い、2日間で身に付けた自信や成果を胸に帰路につきました。きっとご家庭では、充実した表情でたくさんの土産話をしたことでしょう。

これまで、子ども達の宿泊研修を成功させるべく、ご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。