あおぞら学級の子どもたちが、「こころの友運動」を通して、学校で使える文具を買ってもらえるように全校の仲間や先生方に働きかけました。

知的学級(あおぞら1組)では、「生活単元学習」の中で、注文書を見て一覧表に転記したり、iPadに注文を入力して金額を確認したりしました。そして、発注した商品が納品されると、注文書の商品の数と合うように商品をそろえて袋詰めをしました。


商品の配達も行いました。配達には、自・情学級(あおぞら2組)の子どもたちも一緒になり、休み時間を使って配達しました。配達先の先生たちとのコミュニケーションを取りながら、「商品をお届けに来ました。」「ご注文ありがとうございました。」等のあいさつを交わし、「配達完了票」を使って、受け取りのサインをいただいてきました。そして、子どもたちは、販売による収益のごく一部を対価としていただきました。


そして、1/31(金)、そのお金を使って「買い物学習」に行ってきました。事前に買うものを決めてから出掛ける子、お店に行ってから決められた金額の範囲内で買いたいものを決める子など、一人一人の状態のねらいに合った買い物学習を楽しみました。レジで店員さんに対して「お願いします」「ありがとうございます」等のあいさつを交わし、コミュニケーションを取ることもできました。

 

今回の活動を通して、子どもたちは望ましい勤労観や職業観につながる人の役に立てたという自己有用感や、得た賃金を使って好きなものを買い、買い物をすることで代金を支払って商品、お釣りやレシートをきちんと受け取るという経済活動の基礎基本を体験することができました。

また、現在では、電子マネーやタブレット決裁(クレジット)の利用もあり、現金を支払って購入する機会が減ってきているという現実です。買い物経験の少ない子どもたちには、お金と商品の等価交換だけでなく、その延長上にキャッシュレスが存在することを理解させていかなければなりません。また、筆算ができる等の計算としての技能は身に付いているようにみえても、100円は10円が10枚と同値であることや、代金ぴったりの金種が用意できないときは、持っている金種で多く払えばいいということが分かっている子が少ないということです。成長とともに気付いたり身に付いたりしていくのかもしれませんが、キャッシュレスが進めば進むほど、こうした知識や知恵は、見過ごされていってしまうかもしません。特支学級の学習内容や学習素材の工夫をしていかなければならないと感じています。

 いずれにしても、買い物をすることは、現金やキャッシュレスにかかわらず代金を支払って商品、お釣りやレシートをきちんと受け取るという経済活動の基礎基本であり、社会的自立を目指していく子どもたちにとって大切スキルでもあるので、これからもこうした経験ができるようにしていきたいと思います。


 

1月16日、3年生は、岐阜市歴史博物館へ社会見学に出かけました。わりとなじみがあったり知識としてもっていたりするものもあれば、初めて見たり知ったりすることもあり、意欲的な態度で見学することができました。体験活動では、グループ行動をくずさないようにお互い声をかけ合ったり、お話をしていただいた「物知り博士」にきちんとあいさつしたりする姿がありました。実際に見たり、聞いたり、さわったり、操作したりした経験をもとに、今後の学習を深めていってくれることを期待しています。

また、体調不良による欠席が全校的に増えている中、3年生はほぼ全員参加することができました。健康に気をつけながら、残りの2か月強、3年生の修了と4年生への進級に向け、力を合わせて成長してくれることでしょう。


 1/15(水)に、全校集会で保健委員会の発表がありました。今回の集会は、インフルエンザ予防のため体育館では行わず、ビデオ放送による集会形式を取りました。

『かぜ予防戦隊ふせぐンジャー』に扮した委員会の子たちがインフルエンザに負けないために、「うがい」「手洗い」「換気」「マスク着用」「運動」「栄養」『○○』の7つが必要だということを、寸芸を通して示してくれました。



最後の「○○」、分かりますか。各ご家庭でしかできないことです。お子さんに尋ねてみてください。これから本格的にインフルエンザがはやり始めます。『睡眠』もしっかりとり、これらのことを大切にして、健康で元気な根本の子でいてほしいと思います。

 26日(木)、いよいよ明日から冬休みに入ります。今日は、冬休み前最後の全校集会を行いました。校長先生からは、休み中、がんばってほしいことと漢字一文字のお話がありました

また、生徒指導の先生からは、下記の「冬休みのくらし」の内容に沿ったお話がありました。

    明日から子どもたちは、各家庭・地域で過ごすことになります。いろいろとお世話になると思いますがよろしくお願いいたします。

  学校報 たかねやまNo.10をアップしました。メニューの「令和元(平成31)年度学校報たかねやま」からご覧ください。

 今年一年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。     

12/24(火)の昼休みの時間を使って、本校のクラブ活動の1つである器楽クラブが発表会を行いました。これまで1年間の練習の成果を多くの子どもたちの前で披露しました。
前半では、合奏で「学校坂道」と「パプリカ」の演奏を行い、合唱では「ありがとうの花」を歌いました。また、後半では、観客に楽器を貸し出し、クリスマスにちなんで「赤鼻のトナカイ」の合奏を、観客と一緒に行いました。ひと月に数回しか行えないクラブ活動ですが、発表後聴いてくれた多くの仲間たちから拍手をもらい、やり切った充実感でいっぱいでした。




12月20日(金)の1・2時間目に、1・2年生で「みんな楽しいおもちゃ市場」を行いました。2年生は、1年生が楽しんで遊べるようにおもちゃやお店の配置にとてもこだわって作りました。当日も、お兄さん・お姉さんとして、役割をしっかりと決めて、おもちゃの説明からお店の呼び込みまで一生懸命頑張っていました。

1年生の子たちも、2年生のお兄さん・お姉さんの説明を真剣に聞き、順番を守って楽しく遊べました。子どもたちの笑顔があふれるおもちゃ市場になりました。

   

12月に入り、本校の通級指導教室(言葉・発達)では、それぞれ通ってきている子どもたちをグルーピングして、「お楽しみクッキング  白玉団子でにこにこの会」を行いました。それぞれの子どもが通級教室で学んできた話し方や他者との関わり方などを、白玉団子作りを通して実践していくものです。一度にできる人数に限りがあるため、数日に分けて実施しました。

白玉団子作りの技能の向上を目指すことが目標ではなく、活動を通して一緒に作る仲間や先生たちとの関わりながらコミュニケーションのスキルを高めることが、一番大切な目標です。

掲示物で作り方の手順を視覚支援をしたり、役割分担をはっきりさせたりして、仲良くにこにこで取り組んでいました。みんなで協力して、おいしい白玉だんごができました。

 

 

 

 

 

12/6(金)に児童集会を行いました。今回は、生活委員会が発表を行いました。

安全に廊下を歩くための「右側歩行」についてや、持ち物には名前を書いて落とし物に気をつけることや、授業後に早く下校できるように、グランドに早く並んで静かに待つことを、寸劇を交えて話しました。これからも、安心安全な学校生活を送れるように働きかけていってほしいです。

12/3,4の二日間、持久走大会を行いました。ドキドキしながらも、どの子も最後まで走りきることができました。日頃の体育の授業や朝運動での取組の成果を発揮できました。順位がよいことも大切ですが、他者との比較ではなく自分のタイムが少しでも速くなることも大切です。そして、苦しくても最後まで諦めない走り、自分の目当てに向かって日々取り組んだ過程を認めてあげたいと思います。おうちの方の応援も大きな力になったと思います。ご声援ありがとうございました。