体験から学ぶ~5年生宿泊研修~

11月18日(金)から19日(土)の2日間で、5年生は春日井市少年自然に家へ宿泊研修に行ってきました。

山々の木々もすっかり色づき、秋の装いを感じ取れますが、気温はむしろ夏日かと思うくらい暑い日でした。

1日目は、自然の家到着後すぐに飯ごう炊さんを行い、初めて飯ごうでご飯を炊くという体験をしました。ご飯の炊き方は家庭科で勉強していますが、実際に自分たちで炊くことは難しいらしく、火加減や蒸らす時間などを気にしながら炊けるのを待っていました。

実際に炊き終わると、しっかり米がたっており、外で食べるカレーに舌鼓を打っていました。

午後は、環境教育プログラムを行いました。遊びを通して自然界のバランスについて学びました。

しっかり体を動かした後は、自然の家の職員さんに教えてもらった通りにベッドメイキングをして、自分たちの部屋の寝床を作りました。

夜はキャンプファイアーを行い、大きく燃え上がる火をみんなで囲み、フォークダンスやレクなどで楽しく体を動かしました。

初めての親元を離れての宿泊に緊張いっぱいの1日目でしたが、感染対策をしながらみんなで楽しくお風呂に入ったり、部屋で過ごしたりして、賑やかに1日目を締めくくることができました。

2日目は、朝の集いから1日が始まりました。みんなで集まり、ラジオ体操をして体を動かし、朝食を食べました。

その後は、「来たときよりも美しく」を合い言葉に、自然の家に感謝の気持ちを込めて清掃活動をしました。

各場所を清掃したあと、スコアオリエンテーリングを行いました。グループ毎に地図を確認し、ルートを決めてより高い点数を目指しました。リーダーシップをとって頑張る子、仲間を気遣う子など普段の学校生活ではみられない姿を見ることができ、子ども達同士で認め合う言葉を多く聞くことができました。

最後に野外アスレチックの「トリム」でしっかり体を動かしました。

自然の家で最後の食事を終え、退所式を行い帰路につきました。どの子にも疲れは見られましたが、心地よい疲れのようでした。