10/29(火)に観劇を行いました。子どもたちに芸術作品にふれる機会を与え、主題を通して豊かに生きていく心情を育てるために毎年行っています。
今年は、劇団うりんこ による「学校ウサギをつかまえろ」をみせていただきました。
このお芝居は、学校の飼育小屋から逃げ出したウサギを助けようとする子どもたちのお話です。ポケモンGOとは違って、生きたウサギをつかまえるためには汗もかくし服も汚れるし、チームワークや瞬間の判断力、行動力が必要です。たまたま起きたささやかな事件の中、教室の中とは違う顔のクラスメートに驚いたり見直したり…ピンチをチャンスに変えていく子どもたちの姿はとてもドラマチックです。
それがどんなにささやかな出来事だったとしても、その時その瞬間、ベストを尽くして「みんなありがとう!自分にもありがとう!」って気持ちになれるのは大人より子どもたちのほうが得意かもしれません。昨日の失敗や明日の心配より、「今、この瞬間」に生きているのが子どもたちですから!(劇団うりんこ HPより)
はじめのうちは、なかなかまとまりませんでしたが、次第に力と心を合わせていく子どもたち。その心の交流とウサギをつかまえるという一体感を、軽快な動きと笑いを盛り込んで演じられました。さらに、終演後には劇団の方々が出てきてくださいました。心温まる時間を過ごすことができました。