9月12日(土) 養正小学校を会場として、本年度4回目となる「土曜学習 わがまち 多治見大好き講座『多治見のまちを守る-災害への備え-』」を開催しました。
関東、東北での豪雨災害があり、本当は来るはずであった車両が被災地に救援に出かけていたため、全てを計画通りに体験することはできませんでした。しかしこれも「災害は、いつ、どこでやってくるかは分からないもの」ということを、現実から学習することにつながったと考えています。
学習内容の様子を以下に紹介します。
降雨体験の様子です。20ミリ、50ミリ、120ミリの降雨を体験しました。
土砂災害が起こるしくみを、模型を使って学習しました。
体験学習当日、実際に関東へ救援にいっている「排水ポンプ車」を見せていただきました。国土交通省の方のお話の中で、この日の朝の関東の様子、救援の様子を、写真で見せていただき、現実的な体験ができました。
本当は「照明車」「衛星通信車(Ku-SAT)」も来てもらえるはずでしたが、これらの車両は、関東へ救援に向かっているということで、パネルや写真を使って、お話をしていただきました。
多治見消防署からは、消防車3台と、多治見の水害でもしようしたという、ボートを見せていただきました。
消防隊員の方に聞くと、この日見せていただいた「はしご車」が出動することは、あまりないと言うことでしたが、多治見で起こる全ての火災に対応するために、日々訓練をしているということです。
高さ35m(11階建てのビルの屋上ぐらいの高さ)はしご車から下をみると、こんなふうにみえるのです。
体験や見学の学習を通して、私たちの命を守るために、多くの方が様々な場面で活動していることを知りました。一方で私たち自身も、自分の命を守るためにできることはたくさんあるのだということも知りました。よい体験学習ができたと思います。