3年生の算数の学習で、「はかりの使い方」を学びました。
子どもたちは身の回りのいろいろな物を実際にはかりで量りながら、「これくらいかな?」と予想を立ててから測定します。いざはかってみると、「思ったより軽い!」「こんなに重いんだ!」と驚きの声があがり、教室には笑顔が広がっていました。
グループで頭を寄せ合い、メモリを読み取ろうとする姿も見られ、友達と意見を出し合いながら楽しく学ぶ様子が印象的でした。
身近な学びの中で、測ることの楽しさや数字の面白さを感じ取ることができた一時間となりました。

運動場での体育の時間、1年生の子ども達が元気いっぱい、なわとびに挑戦していました。
先生の指示を聞き、一生懸命に動く姿から、「やってみよう!」という前向きな気持ちが伝わってきました。今回は、前とび10回、後ろとび5回にチャレンジし、できた回数をなわとびカードにチェックします。そして、その後は、その他の跳び方にも挑戦しました。
分厚い雲に覆われた少し肌寒い空の下でしたが、友達同士で「がんばれ!」「できたね!」と声をかけ合い、お互いのカードを見合いながらうれしそうに笑う姿は、とてもあたたかい光景でした。
これからも友達と力を合わせ、できることを増やしていく一年生の成長が楽しみです。

2年生が、ふれあいセンター姫への見学に出かけました。
先日のインフルエンザによる学校閉鎖で延期となっていた見学を、ようやく実施することができました。
館内では、車いすを乗せることができる自動車や、自動でお湯につかることができるお風呂など、初めて見る設備がたくさんあり、「すごい!」という声があふれていました。また、見学の途中では、南姫老人福祉センターの利用者の皆さんが笑顔で手を振ってくださり、子どもたちは温かい地域のつながりを感じていました。
公共施設の工夫や役割について理解を深める貴重な時間となりました。

4年生は、11日の音楽祭に向けて練習してきた「あんたがたどこさ」と「風のメロディー」の2曲を、体育館で披露しました。
朝の冷たい空気もあり、 はじめは少し緊張した様子もありましたが、歌い始めるとみんなの声がひとつになり、温かく響きました。
透明感のある歌声ときれいなハーモニーに、聴いていた先生や友達からは「すてきだったね」「きれいな声だね」と感想が寄せられ、体育館はやさしい拍手に包まれました。
音楽祭まではもう少し時間があります。今日の経験を胸に、さらに心をこめた歌を目指していく4年生です。

秋なのか冬なのか、お互いの季節を確かめ合うような十二月。
朝の空気には凛とした冷たさが混じり、通学路にのびる白い息が、冬の足音を知らせています。
学校のシンボルであるメタセコイヤは、今まさに燃えるようなオレンジの衣をまとい、静かに立っています。その彩りは、時の流れを柔らかく映し出し、私たちの過ぎゆく一年をそっと見送っているかのようです。
まさに、手袋を通して伝わってくる温もりのように、この光景が、子ども達の心をやさしく包んでくれています。
個人懇談などで学校にお越しの際には、ぜひ足をとめてご覧いただき、子ども達と共に季節の移ろいを感じていただければ幸いです。