2021年度 体育祭スローガン『Giant Step ~記憶と記録に残せ~ 』快晴の天気にも恵まれ、気持ちよく活動することができました。来校者数198名(保護者・学校評議員)
夜の雨は過ぎ、良い天気になりました。しかし、風が強く、予定していた漁船クルーズは中止になってしまいました。代わりに蓮性寺で座禅体験を行いました。10分間黙って呼吸を整える座禅は、元気な2年生にとってなかなか難しい活動です。姿勢を正し、希望者は叩いていただき、心を落ち着けることができました。和尚さんから「笠売りと靴売りの兄弟の母親」の話を聴きました。貴重な体験になりました。
その後いけすで釣りをしました。前日の交流会で釣りのコツを教わり、全員が鯛を釣ることができました。(えさをたくさんあげることになった生徒もいました。)自分で釣り上げた鯛は自分で捌きます。スタッフの方に教えていただきながら、半身は刺身用、もう半分は焼き魚用に捌きました。さっきまで生きて泳いでいた鯛、命をいただくことの重みを感じながら、おいしく食べました。ごちそうさまでした。
入村式を終えた後、学級毎にシーカヤック体験と塩・梅ジュースづくり体験を行いました。シーカヤック体験では、2人1組でカヤックに乗り込み、漕ぎ方を教わった後で大海原へ・・・。2人が協力しないと思うように進まないカヤックに苦戦しながらも、全隻転覆することなく戻ってくることができました。海の雄大さと仲間の頼もしさを感じる体験になりました。
塩づくり体験では、1Lの海水を煮詰めて塩を取り出します。取り出した塩は一握りほど。仲良く分けて持ち帰りました。梅ジュースづくり体験では、冷凍した梅と氷砂糖を瓶に詰めました。1日1回ひっくり返して氷砂糖が溶けたら飲み頃だそうです。毎日のお世話が楽しみですね。
民宿では、夕飯の配膳の手伝いをしたり、掃除をしたりと自分たちで考えて活動することができました。夜には民宿の方との交流会を行いました。多治見市の紹介をしたり、海の生活について質問したりして、学びのある時間を過ごすことができました。
2年生は10月22日・23日の2日間若狭研修に行きました。年度当初は5月に予定されていた若狭研修ですが、緊急事態宣言の発令等で何度も延期となり、ようやく実施することができました。中学生になってから初めての校外研修ということもあり、移動からわくわくが抑えられない様子でした。
青い空と透き通った日本海が見えると、思わず歓声が上がりました。
青空の下でお弁当を食べた後、伝統工芸である「若狭塗り箸」の体験をしました。やすりで箸を削ると、塗料の下から模様や光る貝殻が出てきます。スタッフの方の話を真剣に聞いて、ひたすら磨き続けました。磨いた箸はスタッフの方が仕上げをして、家に持ち帰りました。ちょっと高級そうな手作りの箸をずっと大切に使えるといいですね。
その後、民宿のある阿納地区に移動し、港で入村式を行いました。阿納地区の方々があたたかく迎えて下さいました。
前期生徒会が集めたペットボトルキャップを、業者に運びました。生徒が集めたもの、ご家庭で集めてくださったもの、教育委員会で集めてくださったもの、昭和幼稚園で集めてくださったもの、本校に来校される方々、バロー南店さんはじめ、多くの方々のご協力を得て、たくさんのワクチンの購入代に充てることができました。
また、美濃加茂市の小森産業さんに運ぶ際には、一昨年度PTA会長の佐藤様が、トラックの貸し出しとともに、運転もしていただきました。ありがとうございました。
前期期間に集まったペットボトルキャップ回収量 489㎏。ポリオワクチンを購入できる人数は、244.5人です。
これからもこの活動を続け、世界の子ども達のために取り組んでいきます。多くの皆様方のご協力、ありがとうございました
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