20251110今日の笠原小&集団就職総合写真展

今朝は朝の挨拶活動の時間のみ、取材時間があったので、少しだけ紹介します。

そして、11月8日(土)にオープニングセレモニーが行われた「集団就職総合写真展」の模様を紹介します。

今日も挨拶活動を行いましたが、水曜日、木曜日、金曜日も自分たちで挨拶活動を行ってくれていたそうです。ありがとう!

運動場でも朝から元気に遊んでいました、。

ここからは11月8日(土)に行われた「集団就職総合写真展」オープニングセレモニーの様子を一部、紹介します。

この写真展は多治見市内に在住の元多治見市議会議員である古庄修一様が昭和100年となる節目に企画なさったものです。約50~60年前に笠原町をはじめ、多治見市内には九州地方から中学校を卒業したばかりの若者が集団就職で迎え入れられました。中学卒業後なので、わずか15歳で親元を離れ、1昼夜、当時の蒸気機関車に揺られながら、多治見駅に到着したといわれます。

古庄修一様もそのご経験をなさったおひとり。笠原町のタイル産業を支え、多治見市内の陶磁器産業を支えた、当時の若者たちの様子を収めた写真の数々や書籍、新聞記事などが展示されています。

笠原小学校からは、児童生徒会の代表として1名がオープニングセレモニーに参加しました。

主催者の古庄修一様

ご来賓として多治見市議会の議員を務めていらっしゃる嶋内九一様、加藤智章様もお話しなさいました。

そして笠原小学校代表児童も、前日に古庄様より写真展の趣旨や、写真、資料についての説明を受け、当日を迎えました。

立派なスピーチをしました。

小学生の皆さんにとっては、写真や資料を見ただけでは、その時の状況を理解することは難しいかもしれないですが、蒸気機関車の窓から大きく身を乗り出しながら手を振り、涙を隠すことができない様子など、中学を卒業して、親元を離れ、縁もゆかりもない、見ず知らずの土地へと向かう不安さが伝わってきます。

そんな経験をした方々によって支えられた部分があって、現在に至る笠原町であり、多治見市です。

機会があれば、ぜひ、見てきてください。

九州の図書館から取り寄せられた写真もあります。本当に貴重な機会です。