【1日目】の続きです。先にそちらをご覧ください。
【2日目】
しっかり睡眠をとったためか、子ども達の起床はとても早いものでした。起きてすぐに着替えを済ませ、シーツや毛布を協力して畳みました。事前に「少年自然の家の部屋点検は厳しい」ということを聞いていたためか、合格をもらうために仲間同士で何度もシーツや毛布のたたみ方を直したり、部屋の掃除をていねいに行ったりしていました。
朝のつどいでは、展望テラスでラジオ体操をしたり、今日の目標の確認をしたりしました。「けじめをつけて行動する」ことや、「公共の場でマナーを守る」とは、具体的にどうすることなのかということを再度確認し、宿泊研修のめあて達成を目指す意識を高めました。
食事では、昨日に引き続き黙食を徹底することができました。
次に行うクラフト体験を行うためには、開始時間までに全ての部屋が所員さんの部屋チェックに合格しなければなりません。しかし、「来たときよりも美しく」の合い言葉の下、仲間で協力して頑張った結果、どのグループも一度で合格をいただくことができました。
続くクラフト体験では、鳥の鳴き声がする「バードコール」を作りました。それぞれ形が違う間伐材を材料に、世界にひとつだけの作品を作りました。同じ作り方をしていても音色が違う作品を持ち、「実際に鳥たちと会話してみたい」と森の中で鳴らす姿があちらこちらで見られました。
最後に、退所式を行い、2日間で身に付けた自信や成果を胸に帰路につきました。きっとご家庭では、充実した表情でたくさんの土産話をしたことでしょう。
これまで、子ども達の宿泊研修を成功させるべく、ご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。