1日目】の続きです。先にそちらをご覧ください。

【2日目】

しっかり睡眠をとったためか、子ども達の起床はとても早いものでした。起きてすぐに着替えを済ませ、シーツや毛布を協力して畳みました。事前に「少年自然の家の部屋点検は厳しい」ということを聞いていたためか、合格をもらうために仲間同士で何度もシーツや毛布のたたみ方を直したり、部屋の掃除をていねいに行ったりしていました。

朝のつどいでは、展望テラスでラジオ体操をしたり、今日の目標の確認をしたりしました。「けじめをつけて行動する」ことや、「公共の場でマナーを守る」とは、具体的にどうすることなのかということを再度確認し、宿泊研修のめあて達成を目指す意識を高めました。

食事では、昨日に引き続き黙食を徹底することができました。

次に行うクラフト体験を行うためには、開始時間までに全ての部屋が所員さんの部屋チェックに合格しなければなりません。しかし、「来たときよりも美しく」の合い言葉の下、仲間で協力して頑張った結果、どのグループも一度で合格をいただくことができました。

続くクラフト体験では、鳥の鳴き声がする「バードコール」を作りました。それぞれ形が違う間伐材を材料に、世界にひとつだけの作品を作りました。同じ作り方をしていても音色が違う作品を持ち、「実際に鳥たちと会話してみたい」と森の中で鳴らす姿があちらこちらで見られました。

最後に、退所式を行い、2日間で身に付けた自信や成果を胸に帰路につきました。きっとご家庭では、充実した表情でたくさんの土産話をしたことでしょう。

これまで、子ども達の宿泊研修を成功させるべく、ご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。

11月18日と19日に、5年生は『春日井市少年自然の家』に宿泊研修に行きました。天候に恵まれ、計画していたプログラムを無事全て実施することができました。

【1日目】

朝、いつものように登校した子どもたちは、初めての宿泊体験に対する緊張感とわくわくした気持ちでいっぱいの様子でした。

宿泊研修実行委員を中心に、出発式を行いました。宿泊研修のめあてである「T(楽しく)K(けじめをつけてマナーを守り)G(学年全体でやりきろう」という合い言葉を確認し、これまで学年で『やりきり活動』に取り組ん身に付けた「時間を守る力」「反応する力」「マナーを守る力」と3つ力を研修で発揮しようと気合いを入れました。

少年自然の家に到着すると、まずはスコアオリエンテーリングです。グループで制限時間内に設置されたポイントを回る活動です。仲間と地図を見ながら相談して進路を決めたり、高得点を目指してたくさんのポイントを回ったりして協力することができました。また、仲間との会話を楽しみながら鳥の鳴き声や紅葉などの大自然を堪能することができました。

夜のキャンプファイヤーでは、みんなで火を囲みレクリエーションを楽しみました。キャンプファイヤー実行委員を中心に考えた「猛獣がりに行こうよ」や「マイムマイム」、「木の中のりす」など、男女関係なく仲間に声をかけてグループになる姿や、学年の仲間と手をつないで大きな輪になって踊る笑顔が輝いていました。

四苦八苦した慣れないベッドメイキングも、部屋の仲間と協力して行うことができました。

入浴後には部屋の仲間たちと一日の振り返りを行い、仲間の意外な一面に喜んだり、自分がやりきれた仕事や明日のめあてなどを話し合ったりしました。

充実した1日を過ごしたためか、消灯時刻を過ぎると、多くの子がすぐに寝息を立てていました。

2日目】に続きます。

11月13日(金)。

前日の雨模様で、開催が心配されましたが、快晴の青空の下無事開催することができました。

「せいいっぱい~全力+協力=笑顔~」というめあてで、それぞれの学年が一生懸命練習から本番まで取り組んできました。

また、6年生は最高学年として、コロナ禍での応援の仕方を考えたり、下級生の競技の進行を支えたりして、全校のお手本となることができました。

その姿を見た下級生たちは、「6年生ってすごい!」や「来年(応援団を)やりたいな」という感想を口々にしていました。

今できる「せいいっぱい」を頑張り、成長をいろんな方々に見ていただくことができた体育参観日でした。

10月15日(金)に、5年生は、社会科見学で岐阜かかみがはら航空宇宙博物館とフェザーミュージアムに行きました。

現在、5年生は、社会科の授業で「わたしたちの生活を支える工業生産」という学習をしています。製品を「大量に、品質よく」作っている日本の工業について勉強し、「岐阜県ではどのようなものを作っているのだろう?」という疑問をもち現地へ向かいました。

まず、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館では、展示物を見学したり、クイズラリーに取り組んだりしながら、宇宙開発を支える部品作りを岐阜県の技術者が支えていることを知りました。飛行機製造の歴史と技術を活かした岐阜でのボルト作りが、国のロケット技術を支えていることも学びました。

次の関のフェザーミュージアムでは、関市の歴史ある刃物づくりや、剃刀や医療用メスの進化の様子などを展示から学ぶことができました。また、フェザーでは、製品の品質を確認するために、「男性社員の方々が家庭でのひげそりを禁止されている」ということを知り、驚きが隠せないようでした。

晴れ渡った青空の下、美味しいお弁当を食べ、久々の校外学習を思い切り楽しむことができたからか、帰りのバス車内では満足気な表情を浮かべ、寝息を立てる姿が見られました。

無事、全員が参加し安全に帰宅でき、充実した社会科見学となりました。

5月18日に、5年生は総合的な学習の時間「自然から学ぼう」の学習で、JAとうとの伊納さんをお迎えして、米作りの体験学習を行いました。

伊納さんからは、たくさんの資料や種もみをいただき、日本の食料自給率や米の自給率について教えていただきました。

また、資料をもとに、コシヒカリの芽だし体験も行いました。

環境条件が整えば3~7日で発芽することを学んだので、さっそく水やり当番や観察当番を決めて、毎日見ていこうと意気込んでいました。

 1月18日(月)に、三菱自動車岡崎工場とリモートで、工場見学の授業を行いました。

 自動車が完成するまでの工程や、自動車工場での製造の工夫について学習しました。子ども達は、工場の方が話されることと社会の授業で学習したことを比べながら、話を聞くことができました。また、リモート上で質問したり、聞き取ったことを忘れずに書き留めたりする子どもの姿もありました。工場での製造の様子や実際に働く人の話を聞き、工夫された自動車作りについてより興味をもつことができました。

昨年12月から、5年生では思考力を高める「プログラミング」の学習を行っています。子ども達に「プログラミング」のイメージを聞くと、「難しい」「パソコンでいろいろな操作をしなくてはいけない」などといった、ネガティブなイメージが多かったです。

しかし、授業が進む中で、プログラミングは「命令の質」や、「命令の順序」、「条件分岐」の3要素があることを知ると、思考の流れが算数で学習してきている筆算と似ていたり、エアコンなどの身の回りで動いているものが室温などの条件で動いていることが、ずばりプログラミングの結果であるということに気付いたりして、意外と身近なものであるということを感じることが出来ました。

1月に入り、ビジュアルプログラミング体験を通してロボットを操作し、1月末のロボットダンスコンテストを目指して学習しています。子ども達は、自分たちが作ったプログラムとにらめっこしながら、楽しみながら試行錯誤し、ロボットにダンスさせることを目指して取り組んでいます。

11月13日(金)に、高根山デイキャンプを行いました。午前中は高根山でネイチャービンゴをしました。高根山の中をグループでまとまって行動し、木の葉などを見つけながら、秋を楽しみました。外で食べる弁当の味は、格別でした。

 午後は学校に戻り、まず、キャンドルサービスをしました。体育館に暗幕を引き、厳粛な雰囲気の中、みんなで心静かに過ごしました。ろうそくに火を灯し、火の神に勇気、思いやり、協力、友情を誓いました。その後は、学級委員が選んだ音楽を流し楽しく過ごしました。

 最後に、学年レクリエーションの「じゃんけん根本城」とホットドッグ作りをしました。1クラスがホットドッグを作っている間に、順番を待っている2クラスは学級対抗でレクをしました。みんなルールを守って、楽しく遊びました。ホットドッグ作りでは自分の食べるホットドッグを丁寧に包み、牛乳パックに入れ、火をつけて、焼きました。上手にできた物もあれば、焦げたものや、あまり温まらなかったものもありましたが、自分で作った喜びを感じながら、おいしく食べました。天候にも恵まれ、デイキャンプは大成功することができました。

 高根山デイキャンプまでの取組や当日の行動から5年生として大きく成長しました。新たに見えた課題に対して、これから取り組み、素敵な6年生を目指していきたいと思います。



デイキャンプを安全に楽しむために、5年生の実行委員会では、普段の生活を見つめ直し、「安全歩行」と「早く静かに並ぶこと」の2つの課題を選んで取り組むことになりました。

休み時間にベランダに立ち、学年の仲間に呼びかけをしています。その姿を見て、多くの子が意識して行動することができるようになってきました。

当日までに、みんなが自分で考えて行動ができるようにするために、このような取組を続けながら、5年生としての力を高めていきます。

9月30日(水)5時間目に体育参観日を行いました。天候にも恵まれ、緊張感の中、2種目の競技をやりきりました。

「全力ハードル走」

ハードル走は、自分の限界に挑戦し、これまでで一番の良い走りをしようと全力で走り切りました。練習以上の力を出し切り、上手に跳び越えていきました。

「協力リレー」

仲間と協力してバトンをつなぎました。バトンパスの仕方や走順を話し合い、直前まで練習に励み、その成果を発揮して走り切りました。仲間のために応援する姿も見られました。

本番だけでなく参観日までに授業時間や休み時間を使い、最高の走りができるように努力を続けました。

体育委員や6年生に支えてもらいながら、「仲間とともに~協力・努力・全力~」のめあてに向かって初めての学年行事を頑張ることができました。