6年生が、体験を通して福祉学習を行いました。講師に来ていただいたのは、多治見市社会福祉協議会の3名の職員の方です。
子どもたちは、まず視覚障害について、お話を聞きました。視覚障害には全盲と弱視があること、そして弱視の中でも、見え方には様々な違いがあることを初めて知った子が多く、驚いた様子を見せていました。
その後、視覚障害者とガイドヘルパーそれぞれの立場から体験活動をさせていただきました。アイマスクをつけ、杖を頼りに歩くという普段と異なる状況での歩行に戸惑いながら、視覚障害者の方々の不自由さに思いを馳せていたようです。また、ガイドヘルパーとして介助する体験を通して、サポートするときに何に気を付けたらよいのかを考えました。
今日のこの体験が、自分の周りには色々な立場や状況の人がいることを知ること、相手の立場や状況に立って行動する思いやりの心につながることを願っています。