美化委員会の取組のおかげで、北栄小のそうじ時間は「し~ん」と静まり返る中、ぞうきんやほうきの音しかしません。ひざをついて、すみずみまで、時間いっぱい掃除に取り組む姿が定着し、あたりまえのように上手にできるようになってきました。

年度末の大掃除週間を企画した美化委員会では、この日にために、お手本になる掃除の仕方を録画し、全校のみんなに配信してくれました。掃除道具をどのようにつかうときれいになるのか、動画で具体的に教えてくれたので、みんなの掃除がさらに変わりました。

美化委員長さんは、掃除のはじめに全校のみんなに放送で呼びかけてくれています。おかげでみんなの気持ちがピンとひきしまるようです。ひざをついて床をぴかぴかになるまで磨いたり、すみずみのごみをとったり。掃除中のみんなの一生懸命の姿を紹介します。

今日は6年生がまちにまった「セレクト給食」の日でした。栄養教諭の長江先生に事前に授業をしていただき、栄養について学んだ後、自分でメニューを選びました。そして栄養教諭さん、調理員さんが早くから準備してくださった給食を、いよいよ選ぶ瞬間がやってきました。廊下がまるでホテルのビュッフェ会場のようでした。みんな、「おいしそ~」「わあ、あっためてくれてる!」「全部食べたい!」「3月は毎日いいことがある!」「またまた思い出が増える~」「おかわりできる?」と話していました。わくわくしながら、給食をいただきました。

今日の日のために、これまで準備してくださったり、指導してくださったみなさんです!美味しい給食をありがとうございました!感謝して完食しました!これからも、よろしくお願いします!

今日まで、全校でひみつの準備がすすんできた「6年生を送る会」を行いました。体育館に集まって実施するのは4年ぶり。5年生が6年生のために、全校に呼びかけ、何度も何度も確認をしたり、練習をしたりしていました。「6年生、よろこんでくれるかな?」と、ワクワクしながら準備する表情が感謝にあふれていました。

まずは1年生が教室に行って、6年生にメダルを渡しました。それぞれ、4月の「1年生を迎える会」でメダルをくれた6年生、遊んでくれたり、そうじを教えてくれたお兄さん・お姉さんに感謝を込めて渡しました。

その間、5年生は会場で準備をしたり、打合せをしたり。「よろこんでもらいたい!」という気持ちがあふれていて、立派でした。

6年生が入場すると、会場からあたたかな拍手が鳴り響きました。

全校のみんなが、次々に「ありがとう」の気持ちを伝えました。その内容は、それぞれの学年が工夫して、動画をつくったり、発表をしたり、心あたたまるステキな内容で驚きました。6年生もにこやかに、見守るような表情で、拍手をおくっていました。

先生達も発表をしました。サプライズ職員合唱!なんと、6年生の担任の先生が突然立ち上がり、ソロで歌い始めました。みんな「え~~~!!」と驚きの声。次に以前、担任をした先生や教科担任の先生が加わり、最後には、全員の先生がステージに集合!拍手喝采でサプライズ合唱は大成功!

先生達の合唱に拍手喝采!

合唱後、6年生に感想を聞くと、そのとたん多くの子が泣き始めました!「だめ、泣きすぎてしゃべれんくらい感動しました!」「うれしすぎました。」「びっくり、いつの間に練習したの?すごい上手だった!」「あかん、まだ泣ける~。」「タオルがぐしょぐしょです!」と感動の声。感想を聞いているだけでもらい泣きしてしまいました。「先生達が僕達のために内緒で練習して歌ってくれたことがすごくうれしかったです。こんなに準備してくれたんだ、ってびっくりしました。卒業式も泣いちゃいそう。。。」と全校の前で話してくれた子もいました。

そして6年生からも、各学年ごとに感謝の言葉と、「こんなことをがんばってね」という話をしてくれました。

そして、北栄小で大事にしている「挑戦」「協力」「感謝」について、6年生から5年生に引き継ぎをしました。6年生からたくす思い、5年生は引き継ぐ宣言を、それぞれ堂々と話してくれました。

そしていよいよ退場。全校のみんなが全力で「君と僕のラララ」という曲を歌う中、はれやかな表情で6年生を送りました。やさしい、やさしい気持ちが体育館中で響き合った、「6年生を送る会」になりました。

6年生に安心して卒業してもらえるように、通学班長さんの世代交代準備期間が始まります。今朝は、水曜日に行われる通学班会の準備の話し合いをしました。これから卒業式までが準備期間、卒業式後から新しい通学班長さんの出番です。新1年生に集合場所等のお知らせをする準備も始まります。真剣に話を聞く表情が頼もしいです。

北栄小学校では、3年間、まちづくり市民会議の子どもスタッフとして、ボランティア活動をがんばった6年生4名が、教育長賞詞をいただき、授賞式を行いました。教育長さんから賞状とともに、温かい励ましのお言葉をいただき、みんな、緊張しながらもとても誇らしい表情でした。授賞式後に感想を聞くと、「ボランティアで、花の苗を植えたり、文化祭で地域の方に苗を配ったりした時に、みなさんに喜んでもらえたことが、とてもうれしかったです。中学校に行っても、地域のボランティア活動に参加したいです。」「まちづくり市民会議の林さんには、3年間、とてもお世話になりました。苗の植え方を丁寧に教えてくださったり、僕たちが楽しんで活動できるように工夫してくださったりしました。感謝しています。」と話していました。4人の姿が頼もしく、誇らしく感じました。