全校平和学習を実施しました

 本日2時間目から4時間目にかけて、全校一斉の「平和学習」を実施ました。太平洋戦争末期の昭和20年7月15日に、多治見市は米軍の戦闘機4機により空襲を受けました。太多線で小泉駅から多治見駅へ向かう列車や駅に停車している蒸気機関車、周辺の建物などが襲われ、たくさんの犠牲者を出しました。講師にお招きした「鬼頭佳嗣さん」はライフワークとしてこの多治見空襲を取材し、後世に語り継いでいく活動をしてみえます。また、もう一人の講師本校1年生の「加藤眞裕君」は、小学校4年生頃から、鬼頭さんと一緒に多治見空襲を取材したり、戦争についてテーマをもって研究したりして、毎夏、一般市民に向けてその研究の成果を発表しています。今回は「戦争と動物」というテーマで話をしてくれました。

 大変、暑い体育館での研修となりましたが、生徒たちは熱心に話を聞いていました。熱中症のリスクが高まって来たので、後半の眞裕君の話から、リモートに切り替えました。戦争について、平和について、そして命について真剣に考える機会となりました。

 なお、読売新聞社とおりべネットワークが取材にみえました。おりべネットワークの方は7月19日からのおりべニュースで1週間放送される予定です。放送時間は9時30分、12時30分、22時30分の3回です。