今日まで、全校でひみつの準備がすすんできた「6年生を送る会」を行いました。体育館に集まって実施するのは4年ぶり。5年生が6年生のために、全校に呼びかけ、何度も何度も確認をしたり、練習をしたりしていました。「6年生、よろこんでくれるかな?」と、ワクワクしながら準備する表情が感謝にあふれていました。
まずは1年生が教室に行って、6年生にメダルを渡しました。それぞれ、4月の「1年生を迎える会」でメダルをくれた6年生、遊んでくれたり、そうじを教えてくれたお兄さん・お姉さんに感謝を込めて渡しました。
その間、5年生は会場で準備をしたり、打合せをしたり。「よろこんでもらいたい!」という気持ちがあふれていて、立派でした。
6年生が入場すると、会場からあたたかな拍手が鳴り響きました。
全校のみんなが、次々に「ありがとう」の気持ちを伝えました。その内容は、それぞれの学年が工夫して、動画をつくったり、発表をしたり、心あたたまるステキな内容で驚きました。6年生もにこやかに、見守るような表情で、拍手をおくっていました。
先生達も発表をしました。サプライズ職員合唱!なんと、6年生の担任の先生が突然立ち上がり、ソロで歌い始めました。みんな「え~~~!!」と驚きの声。次に以前、担任をした先生や教科担任の先生が加わり、最後には、全員の先生がステージに集合!拍手喝采でサプライズ合唱は大成功!
先生達の合唱に拍手喝采!
合唱後、6年生に感想を聞くと、そのとたん多くの子が泣き始めました!「だめ、泣きすぎてしゃべれんくらい感動しました!」「うれしすぎました。」「びっくり、いつの間に練習したの?すごい上手だった!」「あかん、まだ泣ける~。」「タオルがぐしょぐしょです!」と感動の声。感想を聞いているだけでもらい泣きしてしまいました。「先生達が僕達のために内緒で練習して歌ってくれたことがすごくうれしかったです。こんなに準備してくれたんだ、ってびっくりしました。卒業式も泣いちゃいそう。。。」と全校の前で話してくれた子もいました。
そして6年生からも、各学年ごとに感謝の言葉と、「こんなことをがんばってね」という話をしてくれました。
そして、北栄小で大事にしている「挑戦」「協力」「感謝」について、6年生から5年生に引き継ぎをしました。6年生からたくす思い、5年生は引き継ぐ宣言を、それぞれ堂々と話してくれました。
そしていよいよ退場。全校のみんなが全力で「君と僕のラララ」という曲を歌う中、はれやかな表情で6年生を送りました。やさしい、やさしい気持ちが体育館中で響き合った、「6年生を送る会」になりました。