4年生では11月22日に美濃市(美濃和紙の里会館・うだつのある街並み)へ社会見学に行きます。この社会見学を社会科の学習だけでなく、自分たちの生活を高めるための取組を行っています。「さわやかなあいさつ」と「時間を守る」を大きなポイントとして学年全体で取り組んでいます。廊下に貼られている挨拶のグラフも日に日に伸びています。行事を通して高まろうとする姿が素敵です。

5・6時間目にそれぞれの学級で多治見市役所の税務課の職員2名による租税教室がありました。税金については社会科ですでに学習をしていますが、さらにそこでの学びを深めることができました。初めは税金は払いたくないと思っていた子どもたちが多かったですが、税務課の方のお話を聞いたり、DVDを観たりする中で税金の大切さを実感できている子どもたちが多くいました。税務課のかたも、「みんな一生懸命聞いてくれたし、反応もよかっから嬉しかった。」と言ってみえました。6年生も中学に向けて学ぶ姿勢ができてきています。

共栄地区の草の頭窯の青山様を講師に招いて1・2時間目に素焼きをした粘土のお面に釉薬を塗りました。12月のような木枯らしが吹く寒い中でしたが黒や灰色、白、水色など自分で釉薬の色を決めて刷毛を使って釉薬を塗っていきました。お面の裏に釉薬がついてしまうとうまく出来上がらないため、裏面についた釉薬はスポンジを使って落としていました。水が冷たかったですが頑張って作業をしていました。

午後から共栄地区の民生委員さん6名が共栄小学校におみえになりました。2年生から6年生までの授業を参観していただきました。ちょうど3年生は総合学習での宮太鼓の学習で練習用の太鼓づくりをしているところでした。また、自分の家の近くの委員さんがおみえになるとにこやかに手を振るなど和やかな雰囲気でした。委員さんからはタブレットの操作が予想以上に上手であることや、高学年にいくほど話し方や聞き方が上手になっていることなど感想をいただきました。地域の方に、子どもたちのがんばりを知っていただく良い機会になりました。

財団法人田口福寿会様より、今年度、50万円分の図書と本棚の寄付をいただきました。図書館司書の先生方とも相談して、子どもたちが興味のある図書や、毎年の予算では購入できない大きな図鑑などを購入することにしました。バーコードの入力準備も整い、いよいよ昨日から貸し出しが始まりました。20分休みになると、早速、田口文庫のコーナーには多くの子どもたちがやってきてお目当ての本を手にとる姿がみられました。今年度は多治見市で贈呈されたのは本校のみです。大切に読んでいきたいです。

お昼の放送では「立腰・聞き方キャンペーンの取組を授業参観でも発揮しましょう!」と情報委員長さんが思いを全校に語ってくれました。やはりお家の方がきてくれることは大きな力になったと思います。緊張している姿もありましたが、午後の眠くなる時間でも一生懸命頑張る姿がとても意地らしくもありました。また、授業後の学年懇談会では、それぞれの学年ごとにテーマを設定して、家庭教育委員さんがリーダーシップをとって話し合いを進めていただきました。とてもよい雰囲気であり、切実な思いの交流もあり、よい懇談会になりました。委員の皆様、本当にありがとうございました。

昼休みに多治見人権擁護委員の谷口様と加藤様がおみえになり、校長室で入賞者の表彰式がありました。今年度は審査員特別賞1名(東濃で1名のみ)、入選3名の素晴らしい結果だったので、わざわざ学校まで来ていただきました。谷口様からは4人の作品のすばらしさとともに「自由や平等」等の人権に関わる言葉の大切さについて話をしていただきました。4人とも緊張しながらも言葉に込めた思いや受賞の感想を自分の言葉で話すことができていました。12月2日から「まなびパーク」で入賞作品が展示されます。ぜひ、ご覧ください。

6日(月)の5時間目にお二人の弁護士さんにきていただき、「いじめ」について考える授業をしていただきました。法律の専門家の立場から、「いじめ」はなぜいけないことなのか、「いじめ」防止のために大切なことは何かを教えていただいたり、考えを交流したりして深めていくことができました。弁護士さんに会う機会はないので、最初は緊張していましたが、自分の考えを思い切って発言する姿もたくさんみられました。当日は多治見市の市会議員さん7名もおみえになり、授業の様子を見ていかれました。

11月1日(水)から情報委員会が中心となって行っています。20分休みが終わると全校で静かな雰囲気で授業に向かう姿勢づくりをしています。また、話し手の方をしっかりと見る、反応をするという聞き方も高めたいという情報委員長の思いに全校が応えようとしています。キャンペーンは8日(水)までですが、キャンペーンが終わった後も、本校の4本柱の一つである話し方・聞き方名人が高まっていくとよいです。

1日の5時間目に4年生の総合的な学習の時間として、岐阜県動物愛護センターの坂本様に講師としてきていただき、「野生動物はどこにいるか」をテーマとして話をしていただきました。野生動物は自分たちの身近にどこにでもいることや人間と共に野生動物が生きていくために大切なことについて子どもたちと一緒に考えながらお話をしていただきました。子どもたちは、坂本先生のお話に引き込まれ、授業の終わりには野生動物の骨の標本や野鳥の羽をみせていただきました。