1時間目から4時間目までを使って粘土作品作りをしました。1年生はオリジナルの恐竜を作りました。粘土を長丸の形にするには力が必要でしたが、どの子も粘り強く取り組み3時間目あたりには恐竜の形にみえてきました。2年生は不思議な魚づくりでした。二つの種類の魚を組み合わせたものや空想上の魚など、それぞれが想像したものを一生懸命かたちにしていました。参観日には、それぞれの作品をみていただけることと思います。

3・4時間目に家庭科で卵料理と野菜炒めの調理実習を行いました。コロナ禍では調理実習はできなかったので、子どもたちにとっては久しぶりの調理実習となりました。6年1組の児童はマスクや三角巾をきちんとして準備万端で調理に向かいました。さすが6年生で火を扱っているうちに野菜を洗ったり、お皿を用意したりとそれぞれが無駄のない動きをしている姿に感心しました。卵料理もオムレツやスクランブルエッグ、目玉焼きとそれぞれ違いましたが上手にできていました。野菜炒めも火が通りにくいものから炒めることを守って作ることができていました。

外国語活動の時間にタブレットでクリスマスカードを作っていました。黒板に提示されたアイテムを使いながら、それぞれが色やデザインを工夫して思い思いのクリスマスカードを作成していました。自分の名前やメッセージもアルファベットを使えるところは使うなど、英語に親しむ時間となりました。こうした積み重ねが5・6年生の英語科につながっていきます。

11月29日と少し前になりますが、東農西部納税貯蓄組合連合会主催の「税に関する習字」コンクールに応募し5年生の二人が入賞しました。表彰式を昼休みに校長室で行いました。多治見市長賞と佳作という素晴らしい結果でした。共栄小の児童はどの学級を回っても習字が上手に書けています。今後もさらに上手な字をめざしてほしいです。

3・4時間目に日本証券業協会より3名の講師さんがおみえになり、キャリア教育の一環として金融経済教育の授業「お菓子の株式会社」を実施しました。会社はどのようなものか?どのようにお金を集めて製品を作っているのか?などの基礎的な知識を学んだあと、実際に各グループで社長と会社名を決めて、新製品のお菓子を考案しました。お菓子の名前やパッケージをみんなで悩みながらも楽しそうに考える姿が印象的でした。各グループのプレゼン後、お金を投資したい会社のお菓子を決めて、100万円単位で株式を購入しました。中には学級の仲間から1000万円を越える投資があった人気の会社もありました。様々な製品を生み出したり、販売する働く人のたいへんさも実感する機会となりました。

12月1日(金)~12月3日(日)の3日間、バロー文化ホールで多治見市美術展がありました。共栄小学校からも絵画作品や硬筆・毛筆の作品を出品しました。本校も含めて、どの学校の作品も力の入った素晴らしい作品ばかりで、朝早くから子どもと一緒に多くの保護者の皆様が訪れてみえました。出品者には後日、賞状をお渡しします。少しだけですが共栄小の作品を紹介します。

12月1日(金)の5・6時間目に多治見市社会福祉協議会のお力をお借りして高齢者体験を行いました。高齢になると視界が悪くなったり、手足が思うように動かなかったりするようになることを福祉協議会さんの手作りのキットを装着して体験しました。また、二人ペアになり、そうした高齢の方をどのように介助すればいいかを体験しました。相手の身になって接することを5年生は総合的な学習で学んできました。この学習ではさらに、それを深めることができました。

 1日(金)の5・6時間目に地球温暖化教室の第2回目を各学級ごとに行いました。今回も講師の網干様にお越しいただきました。5時間目は6年2組、6時間目は6年1組が理科室で火力に頼らない電気エネルギーについて体験を通して実感を伴って理解することがでいました。また、このまま防止対策をしないまま100年後を迎えることは、とても恐ろしい状況になることをモニターで視覚的に説明をしてくださいました。脱炭素につながる新しい国民運動としての「デコ活」という言葉も知って、ぜひ自分たちの生活に生かしてほしいものです。

3時間目に第3回命を守る訓練を行いました。今回は、不審者対応の訓練でした。コロナ禍ということもあり、ここ数年実施できまず、久しぶりの実施となりました。子どもたちは朝から「今日は不審者訓練はどこにくるの?」「不審者の人は怖いのかな?」と気にしているようでした。多治見警察署の生活安全課の方に不審者役を演じていただき、2年1組に侵入するという設定でしたが、2年生も隣の1年生も素早く運動場に避難できました。また、他の学年も施錠や机でのバリケードづくりがスムーズにできていたと褒めていただきました。実際にないことを願いますが、万一に備えた大事な訓練でした。

遅くなりましたが、11月22日の4年生の校外学習の様子をお知らせします。4年生は美濃市のう「うだつのあがる街並み」と「美濃和紙の里会館」へ行きました。岐阜県内の特色ある地域の学習で伝統的な産業を守っている美濃市の学習をしています。そこで、地域のボランティアの方から「うだつのあがる建物」について由来を聞いたり、美濃和紙の里会館では、実際に和紙づくりを体験しました。どの子もうまく和紙をつくることができたようで、各家庭に持ち帰っていることと思います。