12月2日(土)笠原地区幼保小中一貫教育が行われました。

★一貫教育の柱「学習活動」「英語活動」「読書活動」「心づくり活動」について全学級で授業を公開しました。午前中は笠原幼稚園笠原保育園笠原小学校でも沢山の保護者の方々が参観されました。

     

笠原地域全体の参観は、保護者のみならず、家族の姿を兄弟姉妹にも見ていただける良い機会だと感じました。お忙しい中ご参観いただきありがとうございました。

3年生・保育実習体験  笠原保育園・幼稚園に保育実習へ行ってきました。最初から抱き着いてくる子・じーっと眺めて声をかけてくれるのを待っている子・ひと陰にかくれている子等、性格も様々です。生徒たちが紙芝居を読み始めると、走って近くに寄ってきてくれました。どの子も目をキラキラさせて、お行儀よく座って聞いてくれました。可愛いです

    

   

保育園児・幼稚園児は、優しく接してくれる笠中の生徒たち、何でも出来てしまう生徒たちに憧れを抱き、「早く笠中の生徒のように大きくなりたい!」と感じたのではないでしょうか?

明日から長期の冬休みに入ります。インフルエンザの猛威も肌で感じています。どうか体調管理を万全にして、生徒全員が笑顔で新年を迎えられるよう心よりお祈り申し上げます。来年もよろしくお願いいたします。

 今年で2年目となりますが「NPO法人まいて」を通じ、助産師の講師2名をお招きし、「いのちの授業」をしていただきました。助産師さんの話を聞き、「いのちの大切さ」について自覚し、自他を大切にする気持ちが芽生え、さらには「性」についての正しい知識を身に付けて欲しいと思います。

 

■第一部「生まれてきてくれてありがとう」

助産師さんはどんな仕事をされているのかを学びました。出産の時に赤ちゃんとお母さんのいのちを守るお手伝いをしてくれます。

「いのちの始まり」と「いのちの誕生」を学んだ後、生徒たちにプレゼントを渡されました。・・・家族からの手紙

 

生きているだけで十分!生きていれば、みんなに出会える。

■第二部「性の話」

「性」に対して正しい知識を持つこと。自分が大人になって、子供へ正しく伝えられるようになるために、大切な話でした。

 

受講した生徒からこんな感想が寄せられました。

■今まで育ててくれた人たちに感謝したい。

■命はひとつしかない大切なもの。自分の存在価値を否定してきたが、今回の話を聞き「生まれて生きているだけでも幸せ」だということを実感した。

■もっと他の人を大切にし、パ-トーナーを大切にして幸せに過ごしたい。

■お母さんからの手紙はとても驚いたけど感動した。自分の命を大切にしようと思った。

■命について深く考えた事がなかったが、親からもらった大切な命を大事にしていきたいと感じた。

■命を授かるということは、「責任を持つ」という事であると感じた。

■次は、私たちが大切な命を守っていくべきだと思った。

3年生は、今回の授業で「いのちの大切さ」「性の正しい知識」を学べたことに感謝していました。そして、自分が大人になった時に、今回の授業を思い出し、「かけがえのない命」を大切に育てていきたいと述べていました。

赤ちゃんは、お母のお腹にいるときや、新生児の頃でも突然にっこり笑顔になることがあります。そんな「天使の笑顔」を見ているだけで周りを幸せな気持ちにしてくれます。いつも「笑顔」で人と関わっていれば、きっとみんなが幸せな気持ちになりますね

「いのちの授業」に関わっていただきました方々へは、心より御礼申し上げます。

合唱発表会スローガン

【和協~美しい声を轟かせよう~】

 令和5年度 第4期の集大成です。各クラスが一つになって歌う姿、作り上げてきた成果がとても楽しみです。

            

クラスの代表者が本番に向けての動きの確認です。

     

11月22日(水)合唱発表会本番です。

 昨年まで使用していた「アザレアホール」の営業終了に伴い、今年度は「笠原中学校」で開催されました。いつも使い慣れている体育館なのに、合唱用の「ひな壇」で歌うのはちょっと緊張します。保護者の方々と、合唱をご指導いただいた講師の先生にも練習の成果を感じていただきたいです。

■「開会式」 執行部代表が開会宣言をし、合唱発表会の幕開けです。来年度から小中一貫教育となる、笠原小学校の校長先生にも来ていただきました。

  

1A:『大切なもの』・・・元気のあるクラス。歌詞の内容を考え、強弱・リズムを意識して練習しました。元気のあるクラスだから、心を込めて元気よく歌います。と、コメントし1曲目がスタートしました。  

  

 昨日、昼休みに練習した時の表情と全く違います。ガチガチです。でも指揮者が一生懸命手を振る姿を見ているうちに、昨日の練習がよみがえって来たようです。後半になると、口の形・顔の表情が変わり声が前に出るようになりました。

1B:『COSMOS』・・・普段の生活の中で問題が山積、このクラスの弱点を話合い、時間行動と死語をなくすように心がけました。すると、合唱を通じて弱点が改善されるようになりました。パ-ト別に練習し各パートが自信を持って歌います。

 

    

2A:『あなたへー旅立ちに寄せるメッセージ』・・・先ずは、作詞の意味をみんなで考え理解することにしました。過去の経験を生かし、歌の内容を重ねて気持ちを込めて歌います。

           

 

2B:『旅立ちの時~Asian Dream Song~』・・・休み時間を利用して何度も練習しました。パート練習では、お互いにアドバイスをし、よりよい合唱になるよう意見を出し合いました。指揮者の動きに合わせて声の強弱を変え、心を込めて歌う練習をしました。生きている存在価値を考えしっかり歌い切りたい。

  

   

  

3B:『友~旅立ちの時~』・・・歌詞の中に出てくる「空の色」を「心の色」にたとえ、優しく感情を込めて歌います。ひとつひとつのポイントを大切にし、家族・友人に感謝の気持ちを歌にします。

     

3A:『手紙』・・・中学生として最後の合唱「楽しく歌う」ためにどうしたらよいか?クラスで考えました。そして、「今自分たちが最も大切な事」も一人一人が考え、「表現の切り替え・リズムの切り替え」を意識し、練習してきた成果を自信を持って歌にします。

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 合唱の講評として、音楽講師から「パートごとに歌い方や音程も違いますが、各パートがブレンドされてひとつの声になります。音をひとつにする・・・人間関係でも重なって言える事。ひとつに合わさった時に、自分が出していない素晴らしい音・声となります。その音をだせるようになり、人の心を揺さぶるような音楽をこれからも作って欲しいと願います。」とコメントを述べられました。

 ご来校いただきました方々には、お忙しい中お時間を作っていただき心より御礼申し上げます。

 

来年度から使用する笠原小学校の仮校舎が中学校の敷地内に建設されています。その建設の様子を上部の「校舎君の独り言」で公開しています。
仮校舎は現在の笠原小学校に新築される「(仮称)笠原小中学校」の校舎が完成する令和7年度末まで使用する予定です。

11月8日(水)バロー文化ホールで「多治見市中学校音楽祭」が4年ぶりに開催されました。新しくなった大ホールで各学校代表者が歌を披露しました。

★わが校代表は2年生です。9月の体育大会を終えた後、2年生は市民音楽祭に向け「スイッチ」が切り替わっていました。この時点では、集まってみたものの照れくさくてどこをどう歌うのかよくわかりませんでした。歌詞の意味も分からず歌っています。

 

★10月に入り、音楽室で指導を受けました。立ち方・口の開き方・顔の表情・声の出し方など・・・こんな格好で歌えるのかな?と感じながら姿勢を正して歌いました。すると、いつもより声が前に出ているような気がします。

   

この日から集まれる日は、朝練習が開始しました。明らかに2年生は変わってきています。いつの間にか楽譜も要らなくなっています。

★音楽祭当日、最後の練習です。2年生の目線・顔つきも本番さながらです。伴奏者・指揮者も自然と力が入ります。

  

★本番は「心の瞳」を8校の前で披露します。笠原中学校は2番目に歌いました。

  

マスクも外し、歌っている顔の表情も見ていただきます。指揮者が腕を下ろし会場の来場者へ感謝の気持ちを全員が「一礼の挨拶」で伝えました。

「緊張で手が冷たくなりましたが、指揮者と伴奏者の二人がアイコンタクトした瞬間に自然に体と口が開き歌うことができました。」「こんな大ホールで歌う経験ができたこと、他校の合唱が聞けたことが何よりも嬉しかった!」と生徒は報告してくれました。

 

 毎年1年生は、「土岐川流域グリーンベルト」について学習しています。今年もアジア航測(株)・多治見砂防国道事務所多治見市企画防災課にお世話になり2日間に亘って森林の仕組みを学びました。

 1日目:笠原の森「学習会」として、①砂防について ②森の大切さ ③森林整備について ④ハザードマップの読み取り方をビデオ学習し、土岐川グリーンベルトの必要性なぜ森林を手入れしなければいけないのかを理解しました。

 2日目:笠原の森「森林整備活動」の為、実際の森へ移動し安全な整備方法で樹林整備を体験しました。各班に分かれて50分間の下記整備体験です。

①道具の使い方学習

②切る木の選定や目印テープつけ

③ノコギリ・剪定バサミなどを使って整備

    

 今回の樹林整備の体験は、すべて意味のある貴重な体験でした。道具の正しい使い方・伐採時に声を出して仲間に合図する必要性・役割分担の必要性。どれも真剣に向き合わなければ、命の危険にさらされます。先輩方々も体験した時に同じような気持ちになったと思います。樹林整備を行う事で、強くて豊かな樹林となり土砂災害などから守られている事へ感謝し、次の世代へもこの体験を引き継ぎたいと感じました。そして、お忙しい中私たちへご指導いただきました関係者の方々に心より御礼申し上げます。

★この活動は、岐阜新聞にも掲載されました。

 

 

 

2日間に亘って、笠原商工会を通じて近隣企業の職業体験へ行ってきました。何と、生徒たちの為に21事業所の方々が手を挙げてくださり、貴重な体験ができました。普段学校では見られないような真剣な眼差しで「仕事」と向き合う姿に感動した2日間でもありました。

どんな体験をしたのか、覗いてみましょう!

★食品ストアー関係

●商品の袋詰めと品出し ●商品の整理 ●「おすすめ商品」を生徒が決めて店頭販促など

  

★飲食店

●お客様対応 ●賄い料理づくり ●洗い物など

  

★金融関係

●お金の数え方学習 ●「振込詐欺に気を付けて!」チラシ配布と店頭で呼びかけなど

 

★タイル・セラミック関係

●モザイクタイル作成学習と実務など

    

★物流関係

●物流の座学 ●名刺作成 ●事務サポートなど

 

★保育園

●保育サポート・遠足行事サポート・手作りおもちゃ作成など

  

★商工会 ★福祉施設

●商工会会員事業所訪問 ●お祭り行事準備 ●作業サポートなど

 

★消防署

●消防にまつわる座学・訓練参加など

  

★ガソリンスタンド関係

●洗車 ●お客様対応など

 

★病院関係

●患者さんとのかかわり方など

 

体験した事を生徒間で共有し、将来の仕事を決める時期に、今回の体験が生かせたら良いです。笠原地区の下記事業所の方々には、お忙しい中ご対応いただき心より御礼申し上げます。

(事業所一覧 順不同)

マルナカストアー・ショッピングプラザマイン・オオマツフード笠原店・セブンイレブン笠原町神戸店・cafe KaRA  KaRA ・楽蔵亭・陶都信用農協笠原支店・東濃信用金庫笠原支店・モザィクタイルミュージアム・長江陶業(株)・山周セラミック(有)・(株)オザワモザイクワークス・杉浦製陶(株)・NⅯ物流(株)・ダイキャスト東和産業(株)・笠原保育園・笠原町商工会・社会福祉法人みらい社会就労センターけやき・笠原消防署・昭洋商事(株)笠原スタンド・多治見市民病院

 

後期の生徒会総会を開催しました。執行部・専門委員長からは、後期の「目標と目指すべき姿」を発表しました。

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教頭先生から、天台宗開祖:最澄の言葉「一隅を照らす」の話をしていただきました。生徒たち1人ひとりが笠原中学校やこの地域で自ら行動し光となって周りを照らして行ける存在になっていって欲しいなあと感じました。

 三連休明け晴天に恵まれ、今日は「後期生徒会役員認証式」と「始業式」が行われました。

 「後期生徒会役員9人」は、校長先生から認証書を受理しますが、ドキドキ・そわそわした様子で自分の番を待ちます。

   

 始業式では、校長先生より後期に期待したいことを話されました。先日行われた生徒の生活アンケートから「今回で3回目となりますが、後期は生徒全員でアンケート質問7項目:学級のみんなと一緒に日常生活や行事をつくっていく学級づくりを目指していきましょう!目標は「合唱発表会」の成功です。」という話がありました。次年度へのスタートとは「笠中締めくくりの年」として、全校生徒一丸となり「笠原小中学校」へつないでいきましょう!

 最後に、生徒会代表挨拶として副会長から、「合唱発表会を成功させたい。歌う時・聞く時の姿勢を切り替えて素早く行動し、全校の良さを共有する『はあとふる』な学校にしていきたい」と意気込みを伝え締めくくってくれました。

 新型コロナ感染症拡大に伴い、種々の行事が縮小・中止された3年間でした。新たな関わり方で行事を行い、次の世代へつないでいくことも、今私たちが出来ることではないかと感じました。

 

9月28日(木)1年生は郊外学習として、「ふるさと多治見」を各クラス6グループに分かれ施設見学に行ってきました。

★学習の目的は下記3点

①「多治見市」を深く知り、自分の住む町の魅力を感じ、愛着をもつ。

②班別行動を通し、仲間と支え合いながら学び、絆を深める。

公共の場でのマナーを学ぶ。

★出発前に事前勉強です。

学習場所は8か所です。(永保時・多治見修道院・美濃焼ミュージアム・セラミックパ-クMINO・さかづき美術館・幸兵衛窯・幸輔窯)各施設で説明を受け、生徒たちは何を感じとって帰って来たのでしょうか?

  

 

  

★学習後の感想を生徒にインタビューしてみました

①今回の学習で良かった点は?

■「修道院」は外からしか見たことが無かったが、施設の中は素晴らしく、歴史を感じた。キリスト教についても知ることができて良かった。

■「虎渓山永保寺(無際橋)」の橋の形が素晴らしかった。国宝の開山堂や観音堂の屋根の造りが美しい。

■「窯元」では、陶器の色を出すのに、釉薬に金属を混ぜたりして苦労されていた。陶芸体験をしてみたいと思った。

②多治見市民として何か出来ることはありますか?

■見学施設はどこも良く、多くの人に見てもらいたいと思った。良さをwebなどで発信していきたいと感じた。

■窯元で見た伝統文化を是非継承して欲しいと思った。そのためには、体験施設を充実させ、陶器の良さを知ってもらいたい。知人にも良さを話し体験してもらうよう話す。

生徒たちが「ふるさと多治見市」の魅力を感じ取り、愛着をもって多治見市の広告塔として活躍してくれることを期待したいです。

今回ご協力いただきました関係機関の皆様、心より御礼申し上げます。