3月26日(火)今日の雨は、新旧の受渡しならびに1年の締めくくり、土台を固める意味で良き日になりました。

先ずは、先日の生徒会役員選挙で選ばれた役員9名の「認証式」が行われました。

  

続いて「修了式」が行われました。教頭より「開式の辞」

「校歌斉唱」は笠原中学校としては最後の合唱となります。

 

生徒代表として、令和6年前期の生徒会長が挨拶をしてくれました。「今年度は各種キャンペーンを行うことで、ひとつの目標達成に向けて団結力を高めてきましたが、6年度は5年度の成果を生かし、日常生活でも小学生の手本となれるよう心掛けていきたい。」と力強く話してくれました。

「修了証書授与」1年生代表:宮本さん 2年生代表:加藤さんが生徒を代表して修了証書を授与されました。

 

「校長式辞」・・・「新年度スタートにあたり、笠原の「歴史」「伝統」を小学生へ繋いで欲しい。今できていることについては、自信を持って欲しい。令和6年度は笠原小中学校として小中統一した目標:「自立」「共生」「創造」に向かって学校を盛り上げていって欲しい。」と話されました。

次年度は、55名の新入生を迎えます。そして、同じ敷地内に「小学生の仮校舎」。朝から賑やかな楽しい情景しか浮かびません。誰もが初めてで手探り状態ですが、だからこそ出来ることがたくさんあるはずです。笠原小中学校開設に向けて挑戦の年になりそうです。生徒・職員声を掛け合って学校を盛り上げていきます!

 

■出発式■

無事卒業式も終え、新年度に向けて「出発式」を行いました。

★3年学年主任の話・・・卒業式が無事に終えた事は在校生の手助けがあっての事。会場等の事前準備・入退場の扉の開閉・歌の伴奏・歌の指揮・卒業生に送る送辞などなど数々のサポートがあり、何より在校生参加の卒業式が出来たことが卒業生にとって一番喜んでいました。卒業生は新しい生活への準備をしています。1・2年生の皆さんは、新リーダー(8・9年生)として全校を引っ張って行って欲しいです。

★生徒代表の話

1年生:2年生と協力し後輩のお手本となり、中学校生活を大切にしていきたい。

2年生:最高学年として今ある成果を伸ばし、課題となることについては考え成果へつなげる。各行事で得た団結力を全校で高め、他学年と協力してできる事をやって行く。困った時には声をかけ合って助け合い、声をかけやすい環境を作りたい。今までは1年生のお手本となるよう心掛けて来たが、今後は全校のお手本となり全校の意識を高めて行きたい。失敗した時には原因を考え、次に何をするべきかを考え成長することを目指していきたい。

★教頭先生の話・・・今日から「0学期(残り2週間」です。4月8日の新年度スタートに向けて、何が出来るのか?を自分たちで考え「一点突破」で今年度を締めくくって欲しいです。また、本日は「東日本大震災」から13年が経ちました。我々の住む地域も「南海トラフ地震」が起こると予想されています。災害に対する意識と準備はしておきましょう。

通学路は「グリーンマーク」がついています。小学生が混乱しないようルールを守って登校したいものです。

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■中学校半日入学■ WELCOME TO KASAHARA Jr. HIGH SCHOOL

笠原小学校6年生が緊張な面持ちでやってきました。小学生の授業参観です。1年生・2年生の授業風景を参観します。

         

6年生に感想を聞くと・・・「授業中静か」「音楽室がかっこいい」「理科の実験やってみたい」など。図書館では、案内した職員から「ここで3分間取るから好きな本を手に取っていいよ」と言われると、蜘蛛の子を散らすように興味のある本へ一斉に移動していました。

とにかく、反応が良い事と挨拶が大きな声で出来る事が、気持ちいいです。話している職員も自然に笑顔になります。校長から、今日の参観で「何か楽しみになるものを探して帰ってね」の言葉通り中学校での生活に期待できるものが見つかったでしょうか。

 ★3月8日(金) 卒業証書授与式★

いよいよ、この日がやってきました。笠原中学校として最後の卒業式です。前日は在校生が準備にあたりました。イスを並べてレッドカーペットを引き、卒業生が気持ちよく歩けるよう真っすぐに整えました。

 

1年生に卒業式を明日に控えてどんな気持ちなのか。インタビューしてみました。

◆「めちゃくちゃ、緊張している」

◆「なんか、寂しい気がする。3年生とはあまり話せなかったけど憧れの存在」

2年生にもインタビューしてみました。

◆「感謝しかないです。部活動でお世話になって本当に楽しかった」

◆「最高学年にはなりたくないが、先輩のように後輩から憧れる人になりたい」

3年生には当日の朝、インタビューしてみました。

◆「緊張はするけど、新なスタートな気分」

◆「給食が食べられないのは残念」

◆「仲間と別れるのが寂しい」

職員室は緊張の糸が張り詰めた様子。3年生担当の職員は生徒同様落ち着かない様子です。では、各担当部署について卒業式開始です。

★卒業生入場

「卒業生入場」の言葉を合図に、在校生・保護者の方々・学校職員の拍手を浴び、担任を先頭に体育館へ入場します。予行練習の時とは全く違う雰囲気です。

   

       

★国歌・校歌斉唱

 

★卒業証書授与

担任が生徒の名前を読み上げ、校長から証書を授与します。

 

 

 

 

★校長式辞

生徒たちは歴史の大きな変わり目にいますが、人間らしい幸せを求め、自分たちの事は自分たちで考え作り上げていって欲しい。生徒主役の学校となるよう後輩たちにも継承して欲しいと話されました。

★教育委員会告辞 御来賓代表:水野様より「猪突猛進」の言葉通り、自分を信じて前へ進んでください。明るく・たくましく・自分らしく歩んで欲しいと祝辞を頂きました。

★在校生送辞  在校生代表が、卒業生へ言葉を贈りました。行事の中心には、いつも先輩方がみえてリーダーシップをとってくれた事・困っているときは優しく言葉をかけてくれた事・来年度は小中一貫校となるため、小学生の見本となるよう心掛ける事など約束してくれました。最後に在校生全員で、卒業生に対して歌のプレゼントです。

    

★卒業生答辞 卒業生代表から在校生へメッセージを贈ります。一番近くで支えてくれた先生・保護者に感謝の言葉をのべ、後輩たちには、充実した学校生活を送ってもらい仲間を大切にして欲しいと話してくれました。卒業生も在校生・保護者に向けて歌をプレゼントしました。

    

★卒業生退場

       

笠原中学校を応援していただいている沢山の方々から祝電をいただきました!

★最後の学級活動 各クラスとも、担任からオリジナルの卒業証書をもらいました。出会ってから今日までに、印象に残った事をひとりひとりに言葉をかけまた。

          

どのクラスの生徒も、最初は不安だったけど「このクラスで良かった!」と実感しています。笠原地区は小学校から中学校までの9年間を共にした生徒が大半です。最後の挨拶として「9年間ありがとう!」と自然に言葉に出し感謝を伝えていました。

コロナ禍には行事縮小となり、本来の卒業式が出来ませんでした。今年度は笠原地区に関わっていただいております多くの御来賓の方、保護者の皆様に御臨席いただきました。心より御礼申し上げます。

生徒たちは新たなスタートをきります。引き続き生徒たちの成長を見守っていきたいと思っております。