青空広がる清々しい日になりました。11月21日(木) 笠原中学校合唱発表会です。

合唱スローガン:「切磋琢磨」

 本日の合唱鑑賞者は、保護者の方々と、小学生5・6年生も鑑賞してくださいました。発表会当日も、各フロアから歌声が響きます。

■教頭先生の話:「Hello Everyone!」と英語で挨拶され、先日教育委員会職員の方が笠原小中学校を訪問された際の生徒の様子を英語でスピーチされました。

■生徒会長の話:「合唱とは何だと思いますか?」みんなで歌い・考え・工夫しお互いに高め合うこと。1年生は元気良く歌って欲しい。2年生は精一杯心をこめて歌って欲しい。3年生は聞き手を感動させるよう歌って欲しい。皆が魅了する合唱を期待したい。と話してくれました。さあ、各クラスどう仕上がっているのでしょうか?

 トップバッターは1年A組です。各学級委員より曲の紹介や今日に至るまでのエピソードを発表してもらい合唱に入ります。

★1A「大切なもの」:各パートで練習し、良いところを出し合った。練習を重ねるうちに、声が出るようになりまとまってきました。

    

★1B「My Own Roadー僕が創る明日」:委員会を中心に練習し、良い点悪い点を分析。各パートの出す声を考えながら練習しました。指揮者も伴奏者も元気いっぱい、力強く演奏してくれました。

    

★2A「あなたへー旅立に寄せるメッセージ」:歌詞の内容をみんなで理解し合った。男性パートと女性パートが分かれて歌い、一緒に歌った時に重なり合った時の迫力を感じて欲しい。

    

★2B「旅立ちの時~Asian Dream Song~」:各パートごとに呼びかけ合って練習をした。諦めずに前に向かって進む気持ちを歌の中で伝えていきたい。

  

★3B「友~旅立ちの時~」:最初は伴奏者がいなくて困ってしまったが、過去に経験があるから・・・と自ら伴奏をしてくれた仲間。なかなか声が出なくて歌っている声が聞こえなかったが、練習を重ね声が出るようになった。今日は、強弱、フォルテシモのパートを感情を入れて歌いたい。

       

★3A「結」:歌詞の意味をみんなで理解した。信じることがお互いを結びつけること。クラス全員が感情を込めて歌います。

          

■文化委員長の話:今回のスローガン「切磋琢磨」昨年とは違った練習でスタートしたが、皆が笑顔で頑張っていたと感じた。1年生は明るい姿を出し、2年生はとても透き通る声、3年生は三年間の積み重ねが合唱に出ていたと感じました。

■小学生を代表して6年生の話:全員が一つになった歌声を聞いて感動しましました。全員に色があり重なり合っているのは素晴らしい。私たちも今後の参考にしていきたい。

■校長先生の話:この合唱発表会を通じて、「クラスの文化をどう表現するのか・どうまとまっていくのか」を発表する場です。どのクラスもまとまりがあり素晴らしく感動した合唱発表会でした。今回の発表会で中心になった人たちは、陰ながら努力をされたことと思います。「お互いを認め合える人」に成長して欲しいと言葉を添えられました。

 

 今年の合唱スローガン「切磋琢磨」・・・何事も自分一人で取り組むよりも、同じ目標を持った友人やライバルと協力し合うことにより、良い結果に繋がるという事が生徒ひとり一人に伝わったのではないでしょうか?さあ、次なるステップを目指して「切磋琢磨」しよう!

 

 

 11月12日(火) 「航空管制官」に就かれておられた堀井不二夫氏をお招きし、3年生を対象に「職業講話」の授業をしていただきました。

 

 堀井氏の中学生時代の夢は「パイロット」でしたが、高校生の時に重度の病にかかり、やむなくパイロットの夢を諦めることになります。しかし、飛行機が好きで、飛行機に関わる仕事がしたい思いは諦めませんでした。そんな中、求人雑誌で「航空管制官募集」の広告を目にし、パイロットにはなれませんでしたが、「航空管制官として第一人者になる!」夢を叶えられました。

 講話が始まったとたん、堀井氏は生徒にどんどん質問を投げます。

※飛行機はどうやって飛ぶの?

※飛行機が飛ぶまでに何人の人が関わるの?

※飛行機のタイムテーブル「出発時間」はどのタイミングの時間?などなど・・・

 わかっているようで、明確に答えられない・・・・生徒の顔は緊張のしっぱなしです。飛行機の仕組み、1機の飛行機が飛ぶまでには、多種多様の職種の方々が関わり決してどの場面でも手を抜くことができません。航空管制官は、その中でも非常に重要な、パイロットへ「離発着」の指示を的確に出す仕事です。国内には約2000人程の航空管制官がいます。その中の4割が女性だそうです。

 航空管制官の仕事は、「同じ言葉」「同じ基準の仕事」をされています。自分で判断し、責任も強いられる大変な仕事ですが、そのために知識を高め、働いている仲間とのコミュニケーションも欠かせないそうです。「パイロットと共に空を飛び、パイロットに寄り添う事が信頼関係を築き、パイロットに安心感を持たせることができる。」と話していただきました。

 講話の最後には、「航空管制官のジュミレーション」を体験しました。役者は、航空管制官1名・パイロット3名です。トランシーバーと実際にパイロットと管制官が会話している内容の「英文」を渡され体験しました。

          

 講話終了後、生徒の感想・・・こんな職業があるなんて知らなかった。飛行機を動かすのに大勢の人たちが関わっている事や、航空管制官の仕事は、非常に責任のある仕事で皆さんが責任を持ってやっていることが素晴らしいと感じた。仕事をやり終えた後の達成感がすごいと想像できる。と語ってくれました。

 将来夢を抱き職業に就く生徒たち。「やり甲斐のある仕事はどんなことなのか。」考える良い機会を持てたのではないでしょうか?

 堀井不二夫様、お忙しい中ご来校いただき心より御礼申し上げます。笑顔を絶やさず、ソフトな口調で話される姿がとても印象的でした。

 11月8日(金) 多治見市の教育委員会職員のみなさんが笠中へ訪問。国語・英語・理科・社会・数学・体育・音楽など、授業を受けている生徒の様子と特別教室の使用方などを見ていただきました。

     

 笠原中学校の生徒の様子を見られ、生徒が授業中に発言していること、生徒間の会話が楽しくなされていることは素晴らしい。と感想を述べられていました。また、給食を食べられ、懐かしんでいらっしゃいました。