令和6年度 第78回笠原中学校卒業証書授与式
今年もこの日がやってきました。朝から卒業生を思わせるような穏やかな日になりました。前日は在校生と職員でひとつひとつ確認し合って準備をしました。昨年遅くまで準備をしてくれた3年生は、今年送られる側です。どんな気持ちでこの日を迎えたのでしょうか。
前日の準備の様子:在校生が各担当場所に分かれて準備してくれました。
3年生に今の心境を聞いてみました。
★「寂しいしかないです」「みんなと別れるのが嫌だ」「高校へ行ったらやりたいことが沢山あるからワクワクしている」「給食が食べれないのが悲しい」「卒業式やりたくなーい」
式を目前に控えた3年生の様子
<卒業生入場>
A組担任を先頭に体育館へ入場します。
<卒業証書授与>今年は47名が卒業証書を授与しました。
<校長式辞>
3年生は学校行事を行うごとに素晴らしい成長を遂げました。修学旅行の体験学習では、ミスを恐れず学ぶこと・体育大会では、全校が共に高まり合う大会の成功・合唱発表会では、この学級でしか作れない曲作りをし、心に響く発表会となりました。
生徒から教えられたことは2つありました。1つは、自分の生活は自分たちで改善し、より良い学校を目指して校則を改正に至ったこと。2つ目は、新しい小中一体となった学校を作るための土台作りをしてくれたこと。確かな一歩を踏み出し、生徒主導の学校づくりをしてくれたこと。
今後は、15年間育てて下さった保護者のみなさん・地域のみなさん・みなさんに関わってきた人たちへ感謝の気持ちを忘れないで、今まで学んできたことに自信をもち、色々なことに挑戦し、「夢中」になれるものを見つけて欲しいです。
最後に、この学校の名前は変わってしまいますが、この学校が「心のふるさと」であることに変わりはありません。いつでも待っています。と言葉を贈られました。
<教育委員会告辞>
多治見市教育委員会 教育委員長よりご挨拶いただきました。
先日、生徒の皆さんに「ボランティアの感謝状」を渡したとき、今回の「卒業証書」を受け取った時の皆さんの表情を見ていると、将来がとても明るく輝いているように感じました。これからは、自分たちの故郷「多治見市」に誇りと感謝をし、明るく・たくましく・自分らしく生きていって欲しいと願います。と、教育委員会からの告辞をいただきました。
<在校生送辞>
在校生代表2名から3年生へ贈る言葉をもらいました。「何事もたくましく・誠実に下級生に接してくださる先輩方々。1人1人の個性を生かし、仲間同士で信頼関係を持っている姿は素晴らしいと感じていました。今後、先輩たちの新しい出会いが輝いていることを祈って、在校生全員で「YELL」の歌を送ってくれました。
<卒業生答辞>:前期後期生徒会会長が代表で答辞をのべました。
最初に、前期生徒会長より挨拶。この3年間で経験したこと、同じ経験をしてきた仲間、両親、出会った人たちに感謝を伝え、次に向かうステージへの決意を歌に表します。次に後期生徒会長より挨拶。今までの人生、後輩、職員、保護者、友人への感謝の気持ちを忘れずにこれからの人生を一歩ずつ歩んでいきたい。第二の家族のような仲間47名と過ごした3年間の思いでは忘れない。「大地讃頌」・「僕らまた」を合唱で在校生に返します。
こうして、今年の卒業証書授与式は終了しました。本日ご多忙の中ご臨席いただきました来賓の皆さま、保護者の皆さま、心より御礼申し上げます。
★多治見市からは卒業記念品として「印鑑」・PTAからは「卒業証書フォルダ」が贈られました。有難うございました。
★沢山の祝電もいただきました。有難うございました。
<各クラス最後の学級活動の様子>
★何と何と!小学生からのサプライズがありました。3年生の最後の花道を拍手で飾ってくれました。寒い中ありがとう!
★更に三年生からサプライズ!お世話になった職員へ全員で感謝をのべます。 GReeeen [キセキ」を大合唱!
毎年、卒業式の取材をしていますが、卒業生が残す言葉の一つが「この学年・このクラスで良かった!」です。小学生、いやいや幼稚園・保育園から一緒のメンバーなのに・・・と思いますが、地域で過ごす最後の学年だからこそ、今までの思いをぶつけて、仲間を信じ信頼関係を築きあげてきます。この仲間がいることを忘れないで、次のステージでも胸を張って活躍して欲しいと願っています。
笠中三年生応援してるよ!