10月23日・24日と地域に密着している19社の企業さんのご協力を得て、2年生は「職場体験」をしてきました。大変お忙しい時期にも関わらず、笠原中学校生徒に貴重な体験をさせていただきました。心より御礼申し上げます。

ご協力いただきました企業は下記19社です。

ショッピングプラザマイン・オオマツフード笠原店・セブンイレブン笠原神戸店・マルナカストアー笠原Labo・楽蔵亭・マツバラ薬局・東濃信用金庫笠原支店・笠原町商工会・モザイクタイルミュージアム・山周セラミック(有)・杉浦製陶(株)・NM物流(株)・明和工業(株)・ダイキャスト東和産業(株)・(有)ダイマツ建設・昭洋商事(株)笠原SS・岐阜県立多治見病院・笠原保育園・笠原消防署 (順不同)

★ショッピングプラザマイン:開店前に、野菜の値付けや商品の品出しを体験。

 

★オオマツフード笠原店:野菜・果物・肉類の重さを測り袋詰めをしたり、トレーに入れる体験。

   

セブンイレブン笠原神戸店:新商品売り出しの為のPOPを作り、商品の場所に飾る体験。

 

★マルナカストアー笠原Labo:これからの時期に売れる商品の購買欲を高める「ひと言POP」を書いてディスプレイ。ランチに来店されたお客様へ食事のセッティング体験。

 

楽蔵亭:お客様から注文を取る、運ぶ、食事が終わった後の後片付け体験。

 

マツバラ薬局:薬の取り扱いについて学び・処方依頼の内容を確認する体験。

 

東濃信用金庫笠原支店:券種仕分けの仕組みを学んだり、在庫のチェック作業体験。

 

笠原町商工会:地域のイベント用のぼりを設置体験。

モザイクタイルミュージアム:タイルの歴史を学び「タイルミュージアム」の活動を知りました。

 

山周セラミック(有):デジタル画像を見ながら実際にタイルを並べ、作品を作り上げる体験。

  

杉浦製陶(株):タイルの製造過程を学び、検品や穴をあける作業体験。

 

NM物流(株):朝礼にも参加し、広い工場の中で仕上がった製品の梱包や製品の積み下ろし作業の体験。

 

明和工業(株):制服を着用しカップホルダー商品の説明を受け、実際に作成体験。出来上がった商品を持って笑顔。

 

ダイキャスト東和産業(株):世界の自動車メーカーで使用されているダイカストについて学び、発注・設計・鋳造・加工・検査・出荷までの過程を学びました。

(有)ダイマツ建設:土木建築の座学を受講。

昭洋商事(株)笠原SS:店頭での声掛けと洗車体験。

 

岐阜県立多治見病院:看護士の仕事内容を学びました。

 

笠原保育園:保育のサポート体験

 

笠原消防署 防火服着用体験。「トリアージ」救急時の色分けの内容を学びました。

 

体験後の生徒の感想は・・・

サービス業を体験した生徒:「いらっしゃいませ」の声が出せなかった。お客様が心地よく購入したり、食事をするために店側が努力をされている事に気付いた。

製造業を体験した生徒:会社で働く人の安全を確保しながら作業をされていた。依頼主の希望(色や大きさなど)を叶えるための努力を怠らなかった。

医療従事体験をした生徒:人命を預かる大変さ、患者さんの扱い方の大変さを学んだ。

消防署体験をした生徒:防火服の重さにびっくりした。トリアージの識別は、瞬時の判断がいかに必要であるかがわかった。

生徒たちはこれから自分で職業を選び社会へデビューします。この体験が必ずどこかでプラスなってくる事でしょう。生徒たちの次のステップを見守っていきたいと思っています。

11月8日(水)バロー文化ホールで「多治見市中学校音楽祭」が4年ぶりに開催されました。新しくなった大ホールで各学校代表者が歌を披露しました。

★わが校代表は2年生です。9月の体育大会を終えた後、2年生は市民音楽祭に向け「スイッチ」が切り替わっていました。この時点では、集まってみたものの照れくさくてどこをどう歌うのかよくわかりませんでした。歌詞の意味も分からず歌っています。

 

★10月に入り、音楽室で指導を受けました。立ち方・口の開き方・顔の表情・声の出し方など・・・こんな格好で歌えるのかな?と感じながら姿勢を正して歌いました。すると、いつもより声が前に出ているような気がします。

   

この日から集まれる日は、朝練習が開始しました。明らかに2年生は変わってきています。いつの間にか楽譜も要らなくなっています。

★音楽祭当日、最後の練習です。2年生の目線・顔つきも本番さながらです。伴奏者・指揮者も自然と力が入ります。

  

★本番は「心の瞳」を8校の前で披露します。笠原中学校は2番目に歌いました。

  

マスクも外し、歌っている顔の表情も見ていただきます。指揮者が腕を下ろし会場の来場者へ感謝の気持ちを全員が「一礼の挨拶」で伝えました。

「緊張で手が冷たくなりましたが、指揮者と伴奏者の二人がアイコンタクトした瞬間に自然に体と口が開き歌うことができました。」「こんな大ホールで歌う経験ができたこと、他校の合唱が聞けたことが何よりも嬉しかった!」と生徒は報告してくれました。

 

毎週月曜日の朝、校門の前で素敵な笑顔で生徒を迎えてくださっている、「更生婦人会様」が「花のしおり」をプレゼントしてくださいました。生徒たちが、少しでも明るく心豊かに育って欲しいと願いを込めながら作っていただきました。

何と!種から育てた花々を押し花にして「しおり」にし、ひとつひとつメッセージを加えた心温まるしおりです。また、生徒たちへのメッセージとしてこんな言葉を残してくださいました。

「学校」「家庭」「地域」と生徒の皆さんが関わっている人は沢山います。関わっている人へ、魔法の言葉「ありがとう!を是非言葉で伝えて欲しいです。

 

作品はこちらです。・・・あじさい・すみれ・パンジーなどを使って押し花に。

 

小浜研修行ってきました!

とにかく暑い2日間を2年生は乗り切り、真っ黒になって帰って来ました。「小浜研修」について感想を聞いてみました。まずは生徒の感想です。

小浜研修行ってよかった?何が良かった?

■良かったです。(これは、インタビュ-した全員がそう答えてくれました)

■魚が美味しかった。■ここら辺りと全然違う味、ぷりっぷり!。■民宿の方が親切で感謝しています。■魚を釣ったことも、捌いたことも無いのでいい体験をした。■カヤックが楽しかった。■海に入れたことが良かった。■友達とずっといられたことが嬉しかった。■民宿の人が優しかった。■うれしすぎて眠れなかった。などなど・・・

一番印象に残った事は何ですか?

■料理が美味しい!■体験できないことがたくさん体験できた事。(カヤック・魚つり・魚を捌くこと) ■漁師の仕事は、天候に左右されて大変な仕事だと思った。でも、漁師さんがいなければ、魚が食べられないので、やりがいのある仕事だと感じた。■民宿の人の仕事は大変だけど、沢山の人に出会えるから良い仕事だと感じた。■班別行動で、色々考えて行動出来て楽しかった。などなど・・・

次に引率の教員に感想を聞きました。

★今回の小浜研修全般の感想は?

■時間配分がとてもよく、無駄なロスタイムがなかった。生徒たちがテキパキと考え行動してくれたおかげで、時間が前倒し出来るほどでした。■現地の方々の協力もあり、すべてがスムーズにこなす事が出来た。■「語る会」では漁師の仕事・民宿の事・小浜地区の説明など現地の方々から直接お話が聞けて良かった。■海なし県から小浜研修へ参加し、海でしか体験できない体験ができた事が良かった。

★今後、生徒たちにこの体験を生かせて欲しい事はありますか?

■「鯛を釣ってその場で絞めていただく。」事はどういう意味をなすのか。私たちが生きていくうえで、命あるものからその命をいただき食べる。私たちに命をくれた生き物に対して感謝の気持ちを忘れず、食べ残すことがないよう食べ物を大事にして欲しい。

「ぜーんぶ美味しくいただきました!!」「お世話になった関係者の皆様、本当に有難うございました」

お世話になった各民宿で、心を込めて掃除を行いました。その後、学年朝の会を行い、昨日の感想や仲間のよさを交流しました。

そして2日目のメインイベントの「鯛つり・鯛さばき」体験です。朝からの強い日差しを避けて、屋根のあるところで待機しながら鯛つりをしました。初めて釣りを体験する子もいましたが、「釣れてよかった!」と感想を述べていました。

 

続いて「刺身」にする部分と「焼き」にする部分を分ける調理です。なかなか難しい作業?(調理)でしたが、頑張って自分で釣った鯛をさばくことができました。

ブルーパーク阿納の方々にご指導いただいてさばいた鯛を目の前で焼きます。自分が釣って、さばいた鯛の味は格別でした。「うまい!」

生徒の動きがよく、すべての行程がとてもスムーズに進んでいます。12時15分から予定していた退村式が30分早まりました。のんびりと帰って行きますが、帰校時刻が少し早くなりそうです。この後は、きずなメールでお伝えしますのでよろしくお願いします。

班別研修を終え、ヤンマーミュージアムで昼食のお弁当を食べました。その後、館内見学し、小浜向け出発。

小浜市阿納地区に予定より早く到着し、お世話になる漁村の方と入村式を行いました。

      

その後、各民宿へ。着替えて「カヤック体験」と「浜辺レク」を満喫しました。

海の活動を終え、民宿に戻って入浴させていただきました。18:30から各民宿で夕ご飯をいただきます。全員元気です!

 

 

 

昨夜までの雨が嘘のように、今日は朝から晴天です。生徒たちの表情は明るいです。 絶好の研修日和を迎えました。いつもより一段大きな声で挨拶を交わし、集合の体育館へ。引率の先生は「忘れ物ないか? 水筒持ったか?」と声をかけながら、荷札を手渡し生徒の表情をみていました。

全員が集合すると、研修委員から「出発式」を宣言し、注意事項を説明。その後、教頭先生へバトンタッチ🎤

教頭先生は、「日頃は授業などで二年生と関わることが無いですが、皆さんが今回研修のために準備してきたこと、日頃の頑張りに期待しています。楽しい研修にしましょう!」と話されました。

学年主任から、研修目標を確認され、いざ出発です。

二日間お世話になるドライバーさんに挨拶をしてバスに乗り込みます。

「気を付けていってらっしゃ~い️️」わが子を送り出す母の気持ちになって、思いっきり手を振り続けました。二日間晴天に恵まれ、真っ黒に日焼けし、ひとまわり大きくなって帰ってくる事でしょう!・・・早く話が聞きたいです!

今後は、絆メールで配信した時刻に掲載します

3年生が修学旅行へ行っている間、2年生は「救急救命講習」を行いました。

救急隊が現場到着する「約9分」の間を、どうやって人命救助ができるのか。真剣に学びました。

★心肺蘇生の流れ★ 「だろう」判断で行動をしないこと!

➀周囲の安全を確認する。・・・人命救助以上に自分の身を守ることも必要。

➁倒れている人の反応を確認する。・・・反応がない場合や反応しているかどうか判断が難しい時は、心肺停止の可能性がある。

➂大声で応援を求め119番通報とAEDの手配をする。・・・ひとりでやるのではなく、周囲の人にも力を貸してもらう。的確に何をどの人にやってもらうか指示する。携帯電話のスピーカー機能を活用すると、両手が使えて胸骨圧迫などが行える。

➃呼吸の確認・・・胸と腹の上がり下がりを見て「普段通りの呼吸」をしているか10秒以内に判断をする。自信が持てない、分からない場合は胸骨圧迫を開始する。

➄胸骨圧迫・・・胸のまん中を圧迫します。強く(約5cm沈み込む)・速く(100~120回/分)・絶え間なく戻す(胸が元の高さに戻るまで)

★体験してみると分かりますが、30回ほど圧迫するだけでも手が痛くなります。できるだけ多くの方に関わってもらうことが大切だと感じます。

➅AED活用・・・AEDをオープンすると細かく指示が流れます。指示通りに落ち着いてやること。この場合も1人ではなく数人いるだけで心強い。

最初、目の前の人形に対して現実をイメージせず遊び感覚でしたが、講師の方から「今日からみんなは、仲間や家族、さらには地域の人が心肺停止の現場に居合わせたら、直ちにAEDを使って助けなさい。」と言われました。「そのためには、今日やった講習もそうであるが、AEDが学校や地域のどの場所にあるのかを把握すること」と付け加えられました。

正直、ただの講習程度に考えていた生徒たちだったと思いますが、そう講師に言われ「はい!」と真剣な眼差しで答えていました。「そうか、講習を受けたからには、知っている自分たちがリードしなけければ助かる命が救えない場合もある。と改めて認識しました。」と感想を述べている生徒がいました。

今日の講習が、生徒たちにとって間違い無くプラスになったことでしょう!私自身も怖がらず、行動に移せる自信がつきました。