先日の6年生を送る会では、6年生から在校生へ「3つの心」の引継式がありました。「一生懸命頑張る心」「自分から行動する心」「相手を大切にする心」の3つです。この内、「一生懸命頑張る心」を大事にしてきた6年生の象徴的な姿が、運動会のソーラン節に取り組む姿でした。

 今日の5時間目には、来年ソーラン節に取り組む5年生が、6年生から振り付けや動きのコツを教えてもらいました。6年生は繰り返し踊って見せながら、「そうそう!」「上手だよ!」「ここはもっと体一杯を使って!」などアドバイスをしていて、頼もしいコーチぶりでした。5年生も、6年生の動きをまねして、何度も挑戦する姿がとっても輝いていました。

 半月後には最高学年となる5年生の皆さんが、運動会でどんなソーラン節を披露してくれるのか、そしてどのような一生懸命な姿で全校をリードしてくれるのか、とても楽しみです!

 卒業を控えた6年生が「下級生のためにできることをしたい」という思いから、昼休みに本の読み聞かせをしてくれました。

 本の内容に合わせて声のトーンを上手に変えたり、動物の鳴き声の真似をしてくれたりする6年生の演じっぷりが楽しくて、室内は子どもたちの笑い声に包まれました。6年生のお兄さん、お姉さん、ありがとう!

 今日の20分休みから3時間目にかけて、6年生が北陵中学校へお邪魔し、合唱交流をしてきました。北陵中へ向かう際には「中学生の前で歌うのはちょっとドキドキ…」と少々緊張気味の6年生でしたが、中学校の体育館へ入ると温かい拍手のお出迎え! アットホームな雰囲気に、ほっと安心した子どもたちでした。

 中学生の皆さんが披露してくれたのは、「大地讃頌」と「旅立ちの日に」の二曲です。その圧倒的な表現力と迫力のある歌声に、誰一人として目を逸らすことなく、一心不乱に耳を傾ける姿から、子どもたちの気持ちが伝わってくるかのようでした。「中学生ってやっぱりすごい!」

 会の後には、小中の指揮者と伴奏者同士も交流させていただきました。身振り手振りを交えて、優しく助言していただき、大変勉強になりました。北陵中3年生の皆さん、先生方、とても素敵な時間をありがとうございました!

 6年生を送る会を行いました。全校が一丸となって、6年生への感謝と応援の気持ちを込めたとても素敵な会となりました。

 この会に向けて各学年では、6年生への感謝と応援を伝えるために、事前に発表の練習を重ねてきました。また、全校で協力して、6年生へのプレゼントづくりや、会場の飾り付け用の花、掲示用の看板などを準備してきました。

 当日は、6年生と在校生が感謝と応援の気持ちを伝え合い、笑顔と感動があふれる素晴らしい会となりました。6年生の皆さんには、これからの新しいステージでも輝かしい活躍を期待しています!

 今回の会を通じて、在校生もまた、6年生の背中を見習い、今後の学校生活をより充実させていくことを誓いました。まずは、今年度を各学年最高の姿で締めくくります!

 卒業を控えた6年生は、「登校日数は残り20日だけど、少しでも北栄小のためにできることをしたい」という思いで、校内でもいろいろな活動に励んでいます。

 今日も昼休みには、「下級生を笑顔にし隊」として、下級生を対象に遊びや読み聞かせを行ってくれました。昼の放送での呼びかけに、全校の大勢が運動場に集い、大人数での「だるまさんが転んだ」や「転がしドッヂ」を楽しみました。また、同時に「きれいにし隊」として、学校の周りの清掃に取り組んだ6年生もいました。

 母校を愛する心、そして「やってみよう」と挑戦する心は、6年生のこうした姿から後輩たちへ引き継がれていくことでしょう。姿で示す6年生、さすがです!