「9年間皆勤」の生徒が東濃新報から取材を受けました。
今年度の皆勤賞は6名です。小学6年生の頃からコロナ感染が拡大し、行事が縮小され思うように進まなかったり、授業のやり方が変わったりとその都度、職員や仲間たちと話し合ってきました。また、家族の支えがあって乗り越えられた9年間だったと思います。
写真のポーズ「POWER!」は、後輩たちへ引き継ぐ良き力となることは間違いないでしょう。
9年間皆勤おめでとうございます!
毎年、笠原中学校では「3年生と語る会」が行われています。学校内の生徒を班ごとに縦割りにし、各班の意見を取りまとめます。司会進行は2年生代表が担当します。「分科会」で意見を取りまとめ「全大会」で発表する流れです。
★分科会:各班(6つのグループ)ごとに分かれ、3年生と意見交換をします。3年生はこの三年間で学んだ経験をもとに、後輩たちへアドバイス・経験談などを話しをし、1・2年生が3年生へ質問をする。と言うスタイルです。どんな本音が出るのか楽しみです。
各班をのぞいてみると・・・・・
1・2年の生徒からは、委員のリーダーになって気をつける事・3年生になってやらなくてはいけない事・勉強の時間など多くの質問が飛び交っていました。3年生はひとつひとつ丁寧に回答していました。
★全大会:各班で集約した意見を学年代表が発表します。
■「1年生から3年生へ」・・・入学してから、学校生活の仕方・ルールなどを教えていただいた。3年生自ら率先して私たちのお手伝いしてくださった。委員会ではプレゼンしながら発表されていたので、自分も出来るようになりたいと感じた。行事では3年生が一番声を出し、みんなを引っ張っていた姿に感動した。私たちも2年生と協力して、笠中を引っ張っていきたいと感じた。
■「2年生から3年生へ」・・・後輩から信頼される3年生になりたい。どんなときでも一生懸命やられている姿にあこがれていた。自分も3年生のように憧れられるよう頑張っていきたい。先輩たちから学んだことを後輩へ伝えていきたい。合唱発表会でも大きな声で楽しく歌っている姿に感動しました。3年生の団結力はうらやましかった。自分たちも3年生のように、後輩たちを引っ張っていく力を身につけていきたい。
■「3年生から1・2年生へ」・・・3年生になって1・2年の時よりも勉強を頑張った。学習に対する態度も良くなり仲間に教えられるようになった。日常生活でも後輩に良い姿を見てもらうよう声掛けができるようになった。受験に向けて頑張って欲しい。笠中の良い伝統を引き継ぎ、後輩たちを引っ張って行って欲しい。
責任感や他人への思いやりや、優しさは3年生になると自然に芽生えてくるものではなく、日常生活の中で意識し生活して身に付くもの。それを気付くのが最高学年であり、学校生活を振り返った時にわかるもの。3年生はそれに気づき、口に出して言えるようになり、それを後輩へ継承していく「3年生と語る会」感動的でした。