Monthly Archives: 12月 2022
いよいよ合唱祭です。前日の準備を生徒会執行部、議員、文化委員の生徒たちが行いました。シートを敷いたり、椅子だしや合唱台の準備をしたりと自分の役割をきちんと果たす姿が見られました。また、明日の司会進行の練習、リハーサルを何度も繰り返す姿も見られ、とても頼もしく感じられました。
11月29日に行われたLGBTQの講話を聞いた後に、授業後のアンケートと講話を聞いた感想を書きました。2,3年生はこれまで2年間学習していたこともあり、「より深く学べたこと」や「あたらいい価値観に気付いたこと」を詳しく書いていました。1年生は、始めて直接話を聞くことができ、授業だけでは伝わらないことも感じ取ることができました。
生徒の感想
「事前に多様な性について調べてみたのですが、それ以外の情報も知れて興味深かったです。『性はグラデーション』というワードが頭に残りました。昔は男性と女性という2つの性以外はないという考えだったけど、その考え方は今はもう古いから、これから性に限定される発言などが減るのかなと思いました。「ホモ・オカマ・オネエ」が差別用語だと知って驚きました。テレビなどで言っていることも多かったので、知らない人も多いと思います。これからそのような言葉が差別用語である年って使わないようにする努力がいろんな人に必要だと思いました。」
私は小学校の頃からLGBTQについて学んでいて、「LGBTQの人も普通の人なんだよ」みたいな感じで学んできたけど、それっておかしいなって思っていました。一人一人を認めてあげようみたいなのが違うなって思いる。今回の授業で異性を好きになる、心と体の性が一致しているのような多数の人が普通だと言っている人にも、LGBTQのような名称があって、そこに私も入っている。人はみんな一人一人違いがあるのは同じだから、LGBTQの人を特別扱いせずに、外国人を差別せずに暮らしている人が多いように、そういう人がいてもいいんだというか、そんなのが当たり前みたいな社会を作っていけるといいと思いました。
今までは、LGBTQの方々に特別な配慮をしなければいけないと思っていました。でも、性別はその人と接する上ではあまり関係のないことだと分かりました。なので、LGBTQの方々を特別扱いするのではなく、どんな違いでも当たり前として受け入れるようにするべきだと思いました。
LGBTQの人への差別用語は使わないようにしたい。LGBTQがどんなものかは、なんとなく知っていましたが、実際にその体験談を聞くことで今までよりも理解を深めることができました。早めに多様性について知っておくことで、周りにLGBTQの人がいても差別することなく対人関係を築いていけるのかなと感じました。
12月8日(木)に1年生が「職業講話」を行いました。美容師・消防士・警察官・教師・調理師・ラジオアナウンサー・看護師・保育士・車、建築関係・動物関係・デザイナーと色々な業種、職種の方を講師としてお招きし、仕事のやりがいや必要な資格、大切にしていることなどのお話を聞きました。実際に体験をして、仕事の楽しさを実感することができました。
12月22日(木)の合唱祭に向けて全学級で練習を頑張っています。どのクラスもパートで分かれて練習をしたり、全員で合わせたりしてよりより合唱を目指して取り組んでいます。3年生が体育館で練習をしている様子を1年生が参観に行き、合唱の歌い方や声の出し方、そしてもっとも大切な「合唱に向かう気持ち」を学びました。
今、生徒会では校則の見直しを順次行なっています。その中で、冬の防寒着についての見直しが行われました。
各学級に意見を求め、出された意見について生徒会執行部で話し合いを行いまとめました。その内容について新しい防寒着の着方についての約束を全校にお知らせがありました。
今後もこのように小泉中学校の約束を、自ら考え議論し自ら守る約束づくりを行なっていきます。
11月29日(火) に NPO法人ReBit(LGBTQについて取り組んでみえる団体)の 篠崎のり さん と スターバックスコーヒー の 澤田朱里 さん を講師としてお招きし、
「多様な性って何だろう? 互いの違いを受け止め合える社会を目指して」というテーマで話をしていただきました。
人にはいろいろな違いがあって当たり前であること。
どんな違いも受け止め合える社会を目指していきたい。
などと話していただきました。
生徒代表の 伊藤亜弥さんは
「お互いの違いを理解して、尊重し合える社会を目指していきたい。」と高話を受けて感じたことを含めお礼の言葉を述べました。
今回の講話は、オンラインで小学校の6年生たちや、保護者も試聴し一緒に学ぶことができました。