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11月29日に行われたLGBTQの講話を聞いた後に、授業後のアンケートと講話を聞いた感想を書きました。2,3年生はこれまで2年間学習していたこともあり、「より深く学べたこと」や「あたらいい価値観に気付いたこと」を詳しく書いていました。1年生は、始めて直接話を聞くことができ、授業だけでは伝わらないことも感じ取ることができました。
生徒の感想
「事前に多様な性について調べてみたのですが、それ以外の情報も知れて興味深かったです。『性はグラデーション』というワードが頭に残りました。昔は男性と女性という2つの性以外はないという考えだったけど、その考え方は今はもう古いから、これから性に限定される発言などが減るのかなと思いました。「ホモ・オカマ・オネエ」が差別用語だと知って驚きました。テレビなどで言っていることも多かったので、知らない人も多いと思います。これからそのような言葉が差別用語である年って使わないようにする努力がいろんな人に必要だと思いました。」
私は小学校の頃からLGBTQについて学んでいて、「LGBTQの人も普通の人なんだよ」みたいな感じで学んできたけど、それっておかしいなって思っていました。一人一人を認めてあげようみたいなのが違うなって思いる。今回の授業で異性を好きになる、心と体の性が一致しているのような多数の人が普通だと言っている人にも、LGBTQのような名称があって、そこに私も入っている。人はみんな一人一人違いがあるのは同じだから、LGBTQの人を特別扱いせずに、外国人を差別せずに暮らしている人が多いように、そういう人がいてもいいんだというか、そんなのが当たり前みたいな社会を作っていけるといいと思いました。
今までは、LGBTQの方々に特別な配慮をしなければいけないと思っていました。でも、性別はその人と接する上ではあまり関係のないことだと分かりました。なので、LGBTQの方々を特別扱いするのではなく、どんな違いでも当たり前として受け入れるようにするべきだと思いました。
LGBTQの人への差別用語は使わないようにしたい。LGBTQがどんなものかは、なんとなく知っていましたが、実際にその体験談を聞くことで今までよりも理解を深めることができました。早めに多様性について知っておくことで、周りにLGBTQの人がいても差別することなく対人関係を築いていけるのかなと感じました。


11月29日(火) に NPO法人ReBit(LGBTQについて取り組んでみえる団体)の 篠崎のり さん と スターバックスコーヒー の 澤田朱里 さん を講師としてお招きし、
「多様な性って何だろう? 互いの違いを受け止め合える社会を目指して」というテーマで話をしていただきました。
人にはいろいろな違いがあって当たり前であること。
どんな違いも受け止め合える社会を目指していきたい。
などと話していただきました。
生徒代表の 伊藤亜弥さんは
「お互いの違いを理解して、尊重し合える社会を目指していきたい。」と高話を受けて感じたことを含めお礼の言葉を述べました。
今回の講話は、オンラインで小学校の6年生たちや、保護者も試聴し一緒に学ぶことができました。



