生徒会選挙が行われました。感染症対策のため、今回もオンラインで行いました。どの候補者も前向きで「楽しい学校をつくるにはどうしたらよいか」という視点で、①南中の現状 ②何のために、どんなことに取り組みたいか ③どのように活動していくか ④取り組むことでどんな効果があるのか 等、熱くプレゼンしてくれました。また、質疑応答の場面では、延べ２１人の人が、リモートで教室から質問してくれました。
演説の中で次のように語った候補者がいました。「普段から感謝を伝えられていないことや、ありがとう、と恥ずかしくて伝えることができなかったことを伝えるために”Thank you カード”を書いて伝え合う取組がしたい。」
するとこんな質問が。「もし、ありがとう、と伝えたい人がいなかったら、どうしますか？」
さて、あなたならどう答えますか？
この候補者は次のように答えました。「人間は助け合わないと生きていけないし、学校生活では、全部一人でやっていけるわけではありません。自分がわかっていないだけで、感謝しなきゃいけない人はたくさんいると思います。そういうことを考えるきっかけにしてほしいです。」
素晴らしい回答に、他の候補者からも大きな拍手が。この他にも鋭い質問、立派な回答が続き、驚きました。立候補者も、選ぶみんなも、真剣でした。先輩の残していってくれた伝統を守り、新たな文化を生み出そうとする姿に感動しました。
