9月3日(水)、午前のワークショップに続き、午後からは、京都の茂山千五郎家の皆さんに、狂言を3番、披露していただきました。

 最初は、「仏師」
 信心深い田舎者がお堂に祀る仏様を作ってもらうために都へやってきて、仏師を探します。そこで出会った「すっぱ」(詐欺師)は仏師だ言い、明日までに仏像を作って約束をします。しかし・・・。

 次は、「附子」
 主人が、召使いの太郎冠者・次郎冠者に留守番を言い付けます。その時に附子という猛毒を出してきて「附子の方から吹いてくる風にあたっただけでも死んでしまうから、気を付けて番をしておけ」と言い残して出掛けます。留守をしていた二人は、附子がどのような物か気になって・・・。

 最後は、「蝸牛」
 主人の命令で藪へカタツムリを探しにきた太郎冠者は、藪の中で昼寝をしている山伏を見付けます。なんとその山伏が、主人から聞いてきたカタツムリの特徴に、ぴったり当てはまり、山伏をカタツムリと勘違いしてしまい・・・。

 役者さんの動きを見たり、役者さんのかけあいに笑ったり、「蝸牛」では一緒にセリフを言ったり。狂言の世界をいっぱい味わいました。

 最後には、質疑応答があり、芸の世界の厳しさやそこにかける役者さんの思いをうかがうことができました。
 今回は、南姫小学校の5・6年生や保護者さんや地域の方も参加され、なかなか触れることのない古典の世界に、みんなでどっぷりと浸かった時間でした。
 茂山千五郎家の皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。

 9月3日(水)、文化庁の学校巡回公演で、京都の茂山千五郎家の皆さんが来てくださいました。
 午前中は、ワークショップ。

 最初に「柿山伏」の狂言を演じてくださいました。その後は、狂言について、歴史やきまりなどを教えていただきました。
 それを受け、次はワークショップ。狂言の基本的な型「構えと歩き方」を教えていただきました。

 手は足の付け根に添え、膝を曲げてすり足で。こうすることできれいな動きができる。
と教えていただきましたが、簡単そうでなかなか難しい。狂言師の方の頭の位置はほとんど一直線なのに、生徒の頭の位置はでこぼこ。

 次は「笑い」と「泣き」。これはなかなかうまくでき、見える見える。

 最後に、本公演の「蝸牛」の台詞の練習をしました。独特で面白いけど難しい。狂言の奥深さを体験を通して感じることができました。

 9月2日(火)、放課後に体育祭のリレーの試走を行いました。
 体育祭のリレー競技は、学級によって人数が違うため、スタート位置が異なります。その位置を決めるために、その競技の選手で試走を行いました。

 準備運動をしっかり行い・・・。

 一発勝負のリレー。スタート位置が異なるため、ゴールはバラバラ。
 当日は、どんな接戦を見ることができるのか。楽しみです。