4月26日(金)、南姫中学校初代PTA会長の尾関恵一さんより、南姫中学校の開校に至るまでのお話をしていただきました。
この会を企画した理由は、南姫中学校の生徒が、南姫中学校開校の歴史を知ることによって、地域の方の思いに気づき、これからの教育活動をより充実したものにしていくことができると考えたからです。
【尾関さんのお話】
南姫中学校のある南姫地区は、昭和35年以前は姫路村でした。そして、中学校は、現在可児市にある中部中学校まで汽車で通っていました。昭和35年に可児町と多治見市に分村したことにより、学校は小泉中学校に変わりましたが、通学は変わらず汽車でした。 「地元に中学校がほしい!」 その思いをもちながらもなかなかできませんでした。昭和54年に発足した施設準備委員会が、財産区の山林を市に提供することを決定し、昭和62年に発足した開校準備委員会が開校にかかる準備を進めました。そして、分村から28年後の昭和63年4月に開校しました。「地元に中学校を!」の思いをもち続け、開校したこの学校やここの生徒は、何年経っても自分の子どものようです。
このお話を聞いた生徒の感想です。
「南姫中学校を開校したいという思いがとても強かったことが分かりました。」
「この中学校は、地域の方が土地などを提供して建てたから、ほかの学校とは違うと思いました。」
「地域の方の思いを受けて、地域のためにできることをしていきたいと思いました。」
尾関さんのお話を伺ったことで、地域の方の思いを知ることができたように思います。では、この思いをどうこれからの活動に生かしていくか。地域の思いに応える「社会貢献」となるように、南姫中のみんなと共に挑戦していきます!
南姫中学校は、こんなにも熱い思いに支えられている、素敵な学校です!