11月26日(火)、岐阜県警察本部地域部地域課地域課長補佐兼山岳警備隊副隊長の陶山慎二朗さんをお招きして山岳警備隊のお話を伺いました。
 陶山さんは、山岳救助の分野では県警で2人目、現役ではただ一人、警察庁の「広域技能指導官」に指定された方です。「広域技能指導官」とは、卓越した技能や知識をもつスペシャリストとして警察庁が指定するものです。

 山岳警備隊といっても、陶山さんは警察官。
 最初に警察官の仕事について動画を見せていただきました。警察官には様々な職種があり、陶山さんは交番などの勤務をしながら、救助要請がかかると山岳警備の仕事にあたっていたそうです。

 陶山さんから山岳警備隊の仕事について、スライドや動画使って救助活動の様子や噴火した御嶽山での活動を紹介していただきました。実際の救助動画の、自らも危険と隣り合わせの現場での救助の様子の映像は、息を呑む思いでした。

「陶山さんは、なぜ山岳警備隊になろうと思ったんですか?」という生徒の質問に、
「大学4年生の時に、警察24時で山岳警備隊の特集を観ていて、自分の特技を生かしたこの仕事がしたいと思って志願しました。」と答えてくださいました。

 とても穏やかで優しい語り口調の陶山さん。
 「私は、この仕事に誇りと使命感をもっています。」
 陶山さんは県民の安全を第一に想っていらっしゃる、とっても素敵な警察官でした。
 陶山さん、貴重なお話をお聞かせくださり、ありがとうございました。

 11月22日(金)、人権について考える「ひびきあい集会」を行いました。
 いくつかの事例を通して、自分の気持ちや相手の気持ちを考えました。

 人権教育主任の坂本先生からのお話を聞いて、一人一人が「人権」について考え、縦割りグループや全校で交流しました。

 自分を中心に考える中で、「今の行為が相手にとってどうなのか」と相手に目を向けていました。
 家でも学校でも、自分以外そこに誰かがいます。その誰かや自分が幸せでいられるように、互いの違いを認めて、互いを尊重できる自分でありたいなと思います。

 11月21日(木)、岐阜にある車いすバスケットボールチーム「GIFU SHINE」から、田中選手、大津選手をお招きして、車いすバスケット体験を行いました。
 大津選手は、今年の夏のパリパラリンピック日本代表選手です。

 最初に車いすバスケについてお話を聞き、車いすに乗ってたくさんの体験をしました。

 どの学年も、大津選手が鬼になって車いす鬼ごっこをしました。大津選手のスピードが速く、ほとんどの生徒がタッチされていました。さすが!
 その後のバスケットのゲームは、なかなかシュートが決まらず・・・。そんな中、シュートが決まった時には、チーム関係なくみんなの歓声が上がっていました。
 生徒たちも先生も、特別参加の市議会議員の奥村さんも「楽しかった~。」と話していました。

 しゅうや君は、今度、日本代表の選手の一人として韓国に試合に行くそうです。そして、みほちゃんは、30日のパリオリンピックの感謝パレードに参加するそうです。

 今年度行っている「外部の方を招いた活動」で、生徒たちは貴重な体験ができています。
 しゅうや君、みほちゃん、楽しい時間をありがとうございました!