入学式 「歓迎の言葉」

 入学式の生徒会代表「歓迎の言葉」が、とても温かく素敵でした。新入生はきっと安心したことと思います。生徒会長 松岡さんの言葉を紹介します

 新入生の皆さん、この度は南姫中学校へのご入学おめでとうございます。
 私たちは皆さんが入学してくるのをとても楽しみにしていました。在校生を代表して歓迎の言葉を述べさせていただきます。
 皆さんが小学校5年生に上がる時、私たちは中学生となりました。私はその時、新しい人たちと出会うこと、新しい学校生活になることに楽しみを感じ、その一方テストの仕方が変わること、わからないことばかりだということに不安を感じながら入学しました。ですが、先輩方が優しく、明るく話しかけてくださったので、私たちの不安も和らいだことを覚えています。人数が少ない南姫中学校ですが、先輩を中心にその特徴を活かし、たてわりという3学年がまざったグループを使いながら楽しい企画をたくさんやってきました。昨年度の「New Genesis 新時代」というスローガンを意識しながら、どんな状況でもその時の状況に感謝し、新しい活動を精一杯自分たちで考えながらやっている先輩はとてもかっこよく見えました。他にも、朝のあいさつ活動に積極的に参加して、誰にでもあいさつをしたり、学校内だけでなく、地域貢献も大切にしてきたりした先輩はとても輝いて見えました。そして、「私もそんな先輩になりたい。」と憧れをもったことを覚えています。
 そんな私たちが、もう3年生になります。2年を経過して思ったことが、小学校とはちがい、中学校生活はとても短いということです。ですが、この3年間を終えるとそれぞれの道に進むことになります。つまりこの3年間はそれぞれの夢や進路を決める大切な3年間になるということです。中学校を卒業すると、また新しい仲間と過ごすことになります。
 だからこそ、後から後悔しないようにさまざまなことに積極的に挑戦してほしいです。そして、今一緒になった仲間とたくさんの思い出をつくってください。私たちは皆さんが中学校生活に馴染むことができるように精一杯支えていきます。困ったことや分からないことがあったらなんでも気軽に聞いてください。部活動や委員会活動でも一人一人の意見を大切にしていきたいと思っています。思っていることがあったらつぶやいてみてください。これからやっていく活動を全校生徒で一致団結して取り組み、自分自身を、そして南姫中学校をどんどん進化させていけるようにしましょう。