7月7日(金)七夕、150周年式典に続いて、第2部全校で箸置きづくりを行いました。
この取組は、今年度が初めて。学校の教育目標にある「市之倉のよさを語れる子」を達成するための1つの取組です。市之倉の伝統産業でもある陶磁器のよさを、聞いて知り、体験して知り、使って知るというものです。
最初に、4年生の加藤さんのお父さんでもあり幸兵衛窯の加藤亮太郎さんから、美濃焼や市之倉の陶磁器、箸置きについてお話をいただきました。この取組を通して、市之倉のよさを発信できるみんなに育ってほしいと、熱い思いも語られました。
話に続いて、各教室で箸置きづくり。この活動は、市之倉にある6つの窯元さんが協力してくださり、各学年それぞれの箸置きを作りました。
1年生は、光峰窯さん、2年生はマルイ製陶(株)さんにご指導いただき、自分の好きな型抜きで箸置きを作りました。
3年生は、矢野製陶所さんにご指導いただき、切り糸(しっぴき)を使って形を切り出し形を整えた箸置きを作りました。
4年生は、学陶苑さんにご指導いただき、自分の好きな葉っぱで型押しし、形を切り出した箸置きを作りました。
5年生は、丸甚製陶所(豊泉窯)さん、6年生は丸光製陶(幸輔窯)さんにご指導いただき、自分の好きな方を選び、呉須(絵の具)で絵付けをした箸置きを作りました。
同じ呉須でも、窯元さんによって色が違い、同じ型でも趣の違うものになっていました。
この箸置きは、この後、それぞれの窯元さんに焼いていただきます。夏休み明けには仕上がる予定です。どんな箸置きができあがるのか、とっても楽しみです。
できあがった箸置きは、夏休み明けに窯元さんまで取りに行って、給食で使う予定です。
今回、この活動を行うにあたり、窯元さん、そしてPTAのボランティアの皆さんにどんなものを作るといいかから準備や片付けまでお世話になりました。みなさんのおかげで、とても貴重な体験ができました。ありがとうございました!