秋なのか冬なのか、お互いの季節を確かめ合うような十二月。
朝の空気には凛とした冷たさが混じり、通学路にのびる白い息が、冬の足音を知らせています。
学校のシンボルであるメタセコイヤは、今まさに燃えるようなオレンジの衣をまとい、静かに立っています。その彩りは、時の流れを柔らかく映し出し、私たちの過ぎゆく一年をそっと見送っているかのようです。
まさに、手袋を通して伝わってくる温もりのように、この光景が、子ども達の心をやさしく包んでくれています。
個人懇談などで学校にお越しの際には、ぜひ足をとめてご覧いただき、子ども達と共に季節の移ろいを感じていただければ幸いです。

