「命を守る訓練」

こんな爽やかな天気の学校は、いつぶりでしょうか?

子どもたちも「外遊びができる〜!」と喜びの声をあげています。怪我のないように思いっきり遊んでください。

さて、先週末には「命を守る訓練」が行われました。

今回は子ども達に予告をせず、いきなり全校放送にて「訓練」をアナウンスして緊急地震速報(録音)を流すというものです。(今回は縦割りで活動している掃除時間です)

 この訓練の少し前の「学校だより」にこんなコメントを記載しました。

『今回の訓練では、「いざ」というときに児童自身で何を考え、どう行動できるかを体験し、頭と体が動けるようにしていこうというものです。上級生は、もし近くに下級生(いわゆる自分より弱者)がいた場合、何ができるか(またはできないのか)という決断も訓練の重要なポイントになります。』

 結果、市之倉小学校の児童は、個人個人での落下物へ対応姿勢、下級生への迅速で的確な対応など、こちらの想像を上回る見事な避難行動が取れました。

 思わず全校と6年生に感動の放送をしてしまったのですが、いざという時にこの訓練とこの子たちの判断で災害を回避してほしいと願います。

落下物への対応
下級生への指示
下級生の誘導

 とても暑い日でしたので外での点呼等は短時間で終了しましたが、実際に起きたとすると、日陰(避難場所)や水分の確保などの熱中症対策や、校舎や取付道路の確認、保護者の方への引き渡しなどさまざまな対応も発生しますので、職員も真剣です。

頭巾などが近くにない時は、ハンカチや手で頭を守れていますね。
上級生が呼びかけと指示をどんどん出していましたし、下級生の私語もありませんでした。

最後のまとめは過去の震災のビデオを見るなどして各教室で反省会でした。

映像を真剣に見つめています

さて、5年生が宿泊研修で飲むたくさんのお茶が届きました。一本一本記名済みです。

宿泊先でもちゃんと避難経路など確認して下さいね!