頼れる高学年 ~登校の様子より~

 学校への道は、上り坂。1年生にとって、大きなランドセルを背負って歩くのは、なかなか大変。そんな1年生のランドセルにそっと手をかけ押している通学班の柴田さん。1年生の子は、高学年に支えられ、長い坂を毎日頑張って上っています。

 新しくできたバイパスと県道の交差点。横断歩道がないため、交通安全協会市之倉分会の方が、横断旗を設置してくださいました。その横断旗を使いながら、毎日、横断をしている子ども達。
 上級生の春田さんは、前後、右をしっかりと安全確認しながら渡っています。途中バイパスや前方から車が来ると、「車が来たよ。」と声をかけ、下級生にわかるように声をかけ歩いています。その声を聞いて、下級生が安全に歩くことができています。

 6年生に代わって班長を務めた早川さん。新しくできたバイパスを横断するのに、横断できることを確認すると、「渡るよ。急いで。」と、後ろの子に聞こえる声で指示を出していました。そして、渡り終えると、一番前まで走って移動していました。

 こういう高学年の背中を見て、下学年が育っていると感じています。