多治見市こども人権の日 ~車椅子バスケットボール選手から学ぼう~

 多治見市では子どもの権利を保障し、子どもの成長支援を促進することを目的として、平成15年9月に「多治見市子どもの権利に関する条例」が制定されました。そして、その一つとして、11月20日「たじみ子どもの権利の日」になっています。
 11月15日、市之倉小学校では、人権について考えるということで、今年は、岐阜県の車椅子バスケットボールチーム「岐阜SHINE」の田中選手と深見選手に来ていただきました。

 始めに、田中選手から、車椅子での生活についてお話しいただきました。
「車椅子に乗っているといろんなことができないように思うだろうけど、いろんなことができるんだよ。」
 次に、深見選手から、車椅子について教えていただきました。
「少しぐらいの段差なら、乗り越えることができるんだよ。障害があってもなくても、もし困っている人がいたら、声をかけてほしい。」

 お話の後には、みんなからの質問タイム。
「好きな〇〇は何ですか~。」 などなど、多くの子が質問をしていました。

 質問タイムの後は、車椅子バスケのデモンストレーション。
 2人の素早い動きに、ビックリ! 圧倒されました~!
 いつも練習しているゴールよりも低いらしく、感覚がつかめずシュートがなかなか入りませんでしたが、2人の動いている姿はかっこよく、みんなの目が釘付けになっていました。
 子ども達は、そんな2人に「がんばれ~。」と声援を送り、楽しく温かい時間を過ごすことができました。