夏休み前に全校生徒を対象に学校生活アンケートを実施しました。「学校生活満足度」「北陵中の5本柱」「学校生活」「家庭での様子」「多治見市の重点」の21項目です。年3回アンケート実施予定で、その都度『PDCAサイクル」を回し、指導改善に役立てていこうとするものです。学校生活の満足度を図る4項目については、コロナ禍においても85%以上の生徒が「学校が楽しい」「授業に進んで参加している」と回答し、さまざまな制限がある中でも、生徒達が毎日の生活の中で工夫をしながら頑張った姿が数値に現れています。「授業がわかる」にはまだ改善の余地が残されています。ICT機器をさらに有効活用しながら、生徒達が今まで以上に自主的に学び、「わかった」「できた」が溢れる授業を目指して夏休み以降の授業改善を図っていきたいと考えています。
多治見市の重点においては「共生力」ー考えの異なった相手の意見を聞き入れ、折り合いをつけていくことができるーの数値が高く、仲間を大切にしながら生活している生徒の心遣いが数値からみてとれました。「自分には良いところがある」という「自己肯定感」の数値を「仲間からの承認」を感じることのできる活動を今まで以上に増やしていくことで、高めてくことが本校の課題の1つです。日常生活と学校行事をうまく結びつけていきながら、生徒一人一人が「自己有用感」を感じることのできる場面を増やしていきます。