6年生の総合的な学習では、福祉について学んでいます。今回は、高齢者福祉について学びました。社会福祉協議会のご協力で、高齢者擬似体験をしてみました。高齢者になった時、視覚や聴覚に変化が起きます。また、手足の動作や左右の感覚が変わるなど、いろんな体の部分に変化が生じ、日常生活に大きな困難さを感じるようになります。そのことを擬似体験するために、いろんな装具を身につけて、階段や外を実際に歩いてみました。今自分が当たり前にできることが、高齢になるとできなくなり、他の人の助けが必要になることを体験を通して学ぶことができました。

滝呂郵便局のご協力をいただき、国語の学習として、手紙の書き方について学びました。子どもたちには、実際に手紙を出すという体験はなかなかないため、ハガキのどの場所にどのように書くと郵便で相手に届くのかを知らない子が多いようです。そこで、実物の年賀ハガキを使って、受け取る相手と差出人としての自分それぞれの郵便番号、住所、氏名を書く位置、文字の大きさのバランスなどを実際に書いて練習しました。

11月21・22日の2日間、多治見中学校の2年生が本校で職場体験をしています。1日目は、1年生教室に入って、1年生の授業をサポートしてもらいました。休み時間には、外で1年生一緒に遊び、楽しい時間を過ごしました、2日目は、6年生を体操にして中学校の生活や部活動、行事など、中学校生活について説明してもらいました。6年生は、来年から通学する中学校の様子について、真剣に話を聞いていました。

6年生は、社会科の学習の一環として、明治村を見学してきました。11月としては、かなり気温が低く、曇りの天気でしたが、寒さを吹く飛ばすくらい元気よく、見学することができました。蒸気機関車に乗車したり、建物の中に入ったりして、明治時代の文化、生活の様子や雰囲気を感じ取ることができました。

PTA家庭教育委員会による図書館祭りが開催されました。今年は、「サイエンス・アクロバットショー」で全国をまわっておられる くす田くす博さんをお迎えして、楽しいショーと本の紹介、読み聞かせをしていただきました。バルーンアートや身近なものを使っての科学実験、アクロバットなど、45分間があっという間に過ぎてしまうどワクワク、ドキドキの楽しい時間でした。

創立150周年記念記念事業の一環として、滝呂小学校の卒業生である元ラグビー日本代表で現在中部電力ラグビーチームの選手兼コーチとしてご活躍されている長江有祐さんを講師にお招きし、ラグビー教室と意見交流会を行いました。サポートして愛知電機の村瀬謙介さんにもお越しいただきました。初めて触る楕円形のラグビーボールに、不安や興味を感じながら、パス回しをしました。投げるのも受け取るのも緊張した様子でしたが、パスを何回も回したり、できるだけ早くパスが回せるようにチームで考えて練習を繰り返すうちに、楕円形のボールにも慣れてきました。タックルの体験もしました。長江さんや村瀬さんが持つタックルバックめがけて、力いっぱい体当たりしました。思い切ってぶつかる経験はなかなかないため、男女関係なくすっきりした気分を味わうことができました。1対1でステップで相手を交わしたり、2対1でパスで相手をかわす動きも体験しました。45分の授業があっという間に終わってしまった感覚で、もっとやってみたいという感想も聞こえてくるほどでした。

意見交流会では、長江さんがラグビーを通してこれまで歩んでこられた経験についてお話を聞きました。ラグビーは、仲間を認め合い、支え合うスポーツであること、頑張ればみんなに輝ける場所があるスポーツであることなどのラグビーの魅力を話してくださいました。また、長江さんのお話には、いくつも私たちの心に響く言葉がありました。自分ができることを仲間のためにやる、自分ができないことを仲間がやってくれる、一人で全部できなければならないことなんてことはないんだ。自分の「やりたい」「個性」を大切にする。失敗することは怖くも恥ずかしくもない。自分でできることから一歩ずつやってみる。など  6年生のみんなからも、自分がなりたいもの、目指していることなど、たくさんの意見が出され、未来に向けていろんな夢や希望を語ることもできました。

2日間のプログラムがすべて終了しました。

特に大きなケガもなく安全にみんな過ごすことができてよかったです。

学校で学ぶ勉強とはまた違った「勉強」や、仲間と過ごすなかで大切にしたいことなどがありました。これからの生活に生かしていきましょう!

帰ったら、山盛りのお土産話があります。ぜひ聞いてあげてくださいね。