創立150周年記念記念事業の一環として、滝呂小学校の卒業生である元ラグビー日本代表で現在中部電力ラグビーチームの選手兼コーチとしてご活躍されている長江有祐さんを講師にお招きし、ラグビー教室と意見交流会を行いました。サポートして愛知電機の村瀬謙介さんにもお越しいただきました。初めて触る楕円形のラグビーボールに、不安や興味を感じながら、パス回しをしました。投げるのも受け取るのも緊張した様子でしたが、パスを何回も回したり、できるだけ早くパスが回せるようにチームで考えて練習を繰り返すうちに、楕円形のボールにも慣れてきました。タックルの体験もしました。長江さんや村瀬さんが持つタックルバックめがけて、力いっぱい体当たりしました。思い切ってぶつかる経験はなかなかないため、男女関係なくすっきりした気分を味わうことができました。1対1でステップで相手を交わしたり、2対1でパスで相手をかわす動きも体験しました。45分の授業があっという間に終わってしまった感覚で、もっとやってみたいという感想も聞こえてくるほどでした。

意見交流会では、長江さんがラグビーを通してこれまで歩んでこられた経験についてお話を聞きました。ラグビーは、仲間を認め合い、支え合うスポーツであること、頑張ればみんなに輝ける場所があるスポーツであることなどのラグビーの魅力を話してくださいました。また、長江さんのお話には、いくつも私たちの心に響く言葉がありました。自分ができることを仲間のためにやる、自分ができないことを仲間がやってくれる、一人で全部できなければならないことなんてことはないんだ。自分の「やりたい」「個性」を大切にする。失敗することは怖くも恥ずかしくもない。自分でできることから一歩ずつやってみる。など  6年生のみんなからも、自分がなりたいもの、目指していることなど、たくさんの意見が出され、未来に向けていろんな夢や希望を語ることもできました。