「もっと昼休みを時間を使って存分に遊びたい!」「委員会の回数が少ないので、委員会の時間を確保してほしい」「1週間のうちの1日をロング昼休みにして委員会や係の仕事ができるようにしたい」学校生活アンケートでそんな記述が多数寄せられていました。そこで、そうした生徒たちの前向きな気持ちに応えて、今年度より木曜日の昼休みを15分延長し35分としました。昼休みに校舎内外を歩いてみると「教室で仲間とおしゃべりする姿」「図書室で静かに読書をしたり勉強したりしている姿」「学習室で学級委員会を開催し、学年のためにはたらいている姿」「係の仕事を責任もってやりきっている姿」「外で元気よく仲間と遊んでいる姿」「先生とひなたぼっこしながら語り合う姿」と生徒たちは実に様々な時間の過ごし方をしていました。エネルギーを溜めて、午後からの授業も頑張れそうです。

 生徒会主催のスタートダッシュキャンペーンは第Ⅰ期「土台」づくりに有効にはたらいています。1年生は合唱や掃除、学習について先輩の姿から多くを学び、中学校生活のスタートをより良いものにしています。また、先輩である2、3年生も生徒会のスローガンである「PRIDE」をかけて、北陵中の良さを伝えることで、生活の基盤を整えて、しっかりとした土台を創り上げています。本日は掃除交流会の二回目です。1年生の掃除を2年生が見学に行き、アドバイスを送ります。良い交流ができています。

 本日午後から3年生が9校の高校の先生方をお招きし、高校説明会を実施しました。それぞれの高等学校に特色、魅力があり、生徒たちの進路選択に大いに役立つことと思います。3時間に及ぶ長丁場となりましたが、生徒たちは話に興味深く耳を傾けていました。保護者のみなさんも話を聞きにみえていました。高等学校の先生方、参加してくださった保護者の皆さまお忙しい中、本当にありがとうございました。

 第Ⅰ期「土台」づくりとして、生徒会は毎年「スタートダッシュキャンペーン」を実施します。今までのスタートダッシュキャンペーンは「挨拶」「時間行動」「合唱」「掃除」「給食配膳」などの活動を、できたかできないかの⭕️❌形式で確認し、生活を整えるキャンペーンでしたが、今年度は上級生が下級生に手本を見せ、中学校生活を文字通り指南するという形のキャンペーンにバージョンアップしました。今年度の生徒会スローガン「PRIDE」にあわせ、上級生が、背中で1年生に理想の姿を見せる活動となっています。今日は2年生が「掃除」のやり方を1年生に見せる活動が展開されていました。2階の2年生のフロアには黙々と掃除に取り組む2年生の姿とその良さを学ぼうとする1年生の真剣な眼差しに溢れていました。素晴らしいキャンペーンになっています。