不審者から命を守る

本校は、職員駐車場から校内に続く境にフェンスがあり、オートロックの扉がついています。来校者は、ここでインターホンを押すと職員室につながり、ロックが解除されるようになっています。

9月8日に、不審者から命を守る訓練を行いました。本来、上記のインターホンで校内に入っていただくわけですが、不審者はそれをかいくぐります。何か事が起こるたびに、学校のセキュリティが話題になりますが、すべての侵入を防ぐことは不可能、です。常時、警備員が二人ほど在駐するなら別ですが。

今回の訓練の想定は、「体育館の駐車場付近から来た不審者が、校舎の東側入り口から侵入し、2階に上がって4年生の廊下、教室付近に出没する」というものです。

不審者をやっつける、というよりは、『子どもの命を最優先』に動くことになります。担任は、不審者から子どもたちをなるべく遠ざけるように指示を出します。不審者に気が付いた隣の担任は、子どもたちをベランダから逃げるように指示しつつ、職員室に内線電話で不審者侵入を知らせます。

連絡を受けた職員(今回は教頭)が、全校放送で不審者が入り込んだことを伝え、同時に110番通報をします。そして、ほかの職員は直ちに現場へ駆けつけます。

不審者(訓練では警察の方)に対して、さすまた(刺股)と、安全棒(拡大ロール紙の芯で作った棒。写真内の職員が持っている茶色い棒で、軽くて硬い。しかも廃材利用なので、費用ゼロ!)で取り押さえます。

子どもたちは、思ったよりも慌てることなく、落ち着いて避難することができていました。子どもたちも職員も、不審者が入ってきた場合の動きについては、イメージできたのではないかと思います。

不審者侵入、大地震、火災、侵水害など、いろいろな状況が想定されます。やはり普段からの備え、イメージトレーニングが大切だと、改めて思いました。