先日アメリカで野球殿堂入りのメンバーが発表されました。注目は日本のイチロー氏が史上初の満票を獲得するかどうかでしたが、惜しくも1票入りませんでした。
イチロー氏に投票しなかった記者は、394人中わずか1人。私なんかは、他人事でありながら何となく悔しい気持ちになりますが、イチロー氏はその後の会見で次のようなことを語って、そんな私を戒めてくれます。
イチロー氏:「1票足りないというのは、凄く良かったと思います。いろんなことが足りない。人って。それを自分なりの完璧を追い求めて進んでいくのが人生だと思うんです。生きていく上で不完全だから進もうとできるわけです。」
本校の6年生。最後の行事に並々ならぬ覚悟で取り組みました。
結果、「目標達成!」「新記録更新!」となり歓喜の瞬間かと思いましたが、数字としては「全校1位」を逃しました。そのため「何か悔しい」「不完全」という思いが残ったようです。
そのためか、どの学級も本当にがんばって素晴らしい記録をたたき出したので、満足そうにグラウンドを去っていきましたが、6年生は帰ろうとせず残っていました。
どうするのかなと思って見ていると、もう一回最後に跳んでスッキリしようとなったようで、保護者の方も応援する中、ラストジャンプ。
グラウンドでのラストミーティングをして、
そして教室へすっきりした顔で戻って行きました(そう見えました)。
少し足りなくて、ちょっと不完全だったからこそ、また成長することができたのかもしれませんね。
そんな姿を見た後輩たちは、きっと憧れながら色々と頑張ってくれることでしょう!
8の字跳び大会直後の色々な学級の反省会の様子です。真剣でいい顔でした。
5年生はそんな6年生に向けて、イベントの準備をスタートさせていましたよ。
もうすぐ学校のリーダーの交代です。5年生の皆さん、よろしくお願いしますね!