市P連講演会報告(PTAより)

 8月2日(土)、市長・教育長と語る会の後、多治見市PTA連合会の講演会に参加しました。
 元TBSアナウンサー下村健一氏を迎え、「情報に惑わされないための4つの情報力スイッチ」と題したお話を聞きました。中学生の皆さんは、小5の国語の教科書「想像のスイッチを入れよう」で下村氏の著書と触れ合っています。
 新しい情報に接したときにはまず一旦立ち止まる(「ー」+「止」=「正」)のが正しい!と漢字になぞらえ子供にも分かりやすくお話をしてくださいました。そして、①立ち止まり決めつけないこと②事実なのか話し手の印象なのかを考え③他の見方はないか④情報の裏には何が隠れているのかの4つのスイッチを入れて考えることが大事とのことでした。
 下村氏は、ネット機器が進歩し、便利なはずのデジタルツールが誤解や争いを招いてしまう現状を危惧して講演を続けられています。これからの世の中を作っていくのは小中学生の若い方たちです。スマホ・タブレットの小さい画面の中だけではなく、その奥に何が隠れているのか窓を開けて広い景色を見てほしいとおっしゃっていました。