タマゴH25.6.4

今日から夏休みが始まります。約40日の夏休み,家庭での生活が主体となります。『さわやか多中』を合言葉に素晴らしい学校生活を築き,多くの方々から高い信頼を受けています。「仲間と協力し合って」よりよいあたり前を築ける多中生ですが,『自分1人で』ではどうでしょうか?

自主的に判断して充実した休日が過ごせるようにしておくこと…が,休み明けからの学校生活を円滑に再スタートさせることにつながります。

生徒のみなさんは「時間割り」によって枠組みされた学校生活から離れて,それぞれの課題(目標)に沿った計画を立てて家庭中心の生活をします。普段は出来ないことでも,集中的にまた継続的に行うことができます。各学年とも,学習や部活動などに大切な意味を持った長期の休みです。とにかく,健康で,後悔のない休みを送ってほしいです。そしてご家庭では,「家庭でこれだけはやり切る」というものをつくっていただけるとよいです。ご協力お願いします。

夏休み直前の生徒集会で,生徒指導の私から以下の話をしました。

保護者の方々にも読んでいただき,我が子が「立ち止まって考えたうえでの生活ができているのか。」,「自分自身の生活やこれからについて,問い続けている姿なのか」を視点に見届けをお願いします。

ここに卵があります。

これは外国の生き物の卵で,これを食べるといろんな悩みが解決できたり,あらゆる病気が治ったりすると言われています。

この卵を「食べてみませんか?」と,問われました。

みなさんは食べますか?

きっと多くの人が「そんなことがあるはずがない。」,「怪しいことを言っているぞ。」と,思ったのではないでしょうか?

私の話に対して「ちょっと待てよ。」と,立ち止まり,「それでよいのか?本当に正しいのか?」と,自分自身に問いかけたのだと思います。

そして皆さんは考えたのでしょう。

「悩みが消えたり,あらゆる病気を治せたりする卵なんて,あるはずがない。」,「担任の先生でもないし,話したこともそんなにないし,本当なのか冗談なのか,よく分からないな。」,「たとえいろんな病気に効いたとしても,ちょっと気持ち悪い。」

十数年間を生きてきての,これまでの自分の経験や体験,これまで身につけた知識や知恵をもとに,どうすべきかを決めようとするのだと思います。

それが『考える』ということです。

 

こうした集会とか授業などという“考える雰囲気が用意されている場”では,ほとんどの人が「ちょっと待てよ。」と,立ち止まることができるはずです。

しかし,これを毎日の生活の様々な場面ではどうでしょう?

  • 8時10分からは朝読書を行います。
  • 髪の毛は染めてはいけないし,整髪料も使ってはいけません。
  • 飾りのついたシャープペンシルやプリクラが貼られた定規は持って来てはいけません。
  • 朝は送ってもらわず,自分の足で歩いて通学すること。
  • 掃除の前には,黙想をすること。                    など

 多治見中学校に入学してきた皆さんは,中学校で決められていることに対して,「ちょっと待てよ。」と,考えた人はいたでしょうか?単に言われるから,決められているから…と,立ち止まって考えることをしなかったのではないでしょうか?

 そう,毎日の生活の,あたり前と思っている,様々な場面では「立ち止まって考えること」を忘れてしまいがちなのです。

今日から夏休みが始まります。

学校生活のなかでは,仲間がいて,先生がいて…間違ったり,失敗したりしそうな時には,誰かが自分に教えてくれたり,気付かせてくれたりして,自分を律することができます。そして,その積み重ねが,多治見中学校に訪れる多くの方々から「素晴らしい学校・素晴らしい生徒たち(=『さわやか多中』」と認められる集団をつくりあげているのです。

ともに活動する仲間がいる。先輩や後輩がいる。先生がいる。だから,「立ち止まって考える」きっかけができます。

なぜそれを行うのか,その価値や意義は何か,どんなことを意図して相手が話しているのか…。など

 では,夏休みはどうでしょう?この約40日間は,自分自身で「立ち止まって考えること」が必要になり,問い続けることをしていかなければなりません。

 よりよい生活をつくり,よりよい自分をつくり,これからの自分を成長させていかなければなりません。

 家庭生活が中心となる夏休みだから,自分自身で生活をつくりだす夏休みだから,自分自身で「立ち止まって考えること」を大切にしましょう。

 

 私も毎日問い続けています。

 教師として出会った皆さんに,「どうすることで力をつけることができるのだろう。」と。

 きっとこの答えは私にしか見つけられないでしょう。どの本にも書いていません。誰かに聴いても,それは一つの方法であって答えではありません。…答えが見つからなくて苦しくなることもあるでしょう。でも,今の自分が頭を最大限に働かせて,どうすべきかと決めたことをやるしかない…そう思って生きています。

 皆さんも問い続けて欲しいです。

 今,何をしなければならないのか。何をしてはいけないのか。

 これをするとどうなるのだろうか。

 このことによって,自分の周りの人たちはどんなことを思うのか,どんな気持ちになるのか。

 そして,問い続けているうちに,自分が大切にすべきものがだんだん確かなものになってきます。少しずつ見えてくると思うのです。学習だって,部活動だって,進路だって,仲間関係だってそうです。問い続けることで,まだしっかりとしていない自分を確かなものにしていって欲しいです。

 立ち止まって考え,自分自身に問い続けることが自分の中身を鍛え,充実させることにつながるのだと思います。

 

 いよいよ夏休みです。

みなさんの一人一人が,自分の内なるもの…中身を充実させられる夏休みにできるとよいですね。

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7月4日(土),5日(日),11日(土)にかけて,『多治見市総合体育大会(通称:中体連市大会)』が行われました。

各会場で熱戦が繰り広げられ,どの部もよく頑張りました。試合に出場する3年生を中心に,これまでつけてきた力を精一杯に発揮し,試合に出場しない後輩もしっかりと応援に励む姿がありました。

東濃大会,県大会へと駒を進める部もあります。更なる活躍を期待しています。

※ 個人戦の結果については,校報でお知らせします。

中体連市大会の結果(団体)

野 球 3位 バレー女子 5位
ソフトボール 惜敗 バスケット男子 惜敗
サッカー 6位 バスケット女子 惜敗
陸上男子 準優勝 卓球男子 3位
陸上女子 優勝 卓球女子 3位
陸上総合 準優勝 剣道男子 優勝
テニス男子 優勝 剣道女子 優勝
テニス女子 惜敗 水泳男子 4位
バレー男子 優勝 水泳女子 準優勝

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昨日(6/30)に,多治見中学校にたくさんのお客さんがおみえになり,授業をはじめ,掃除や合唱練習など,さまざまな角度から,生徒の活動の様子を参観されました。

その後の会議のなかで,みなさんの姿や活動から,たくさんのお褒めの言葉をいただきました。

・『さわやか多中の生徒』の姿は,まさに「爽やか」であった。自然な挨拶が飛び交い,スリッパや机列が整えられ,返事をする姿や話を真剣に聴く姿。笑顔があふれ,安心感をもって,みんなで授業をつくっていこうとする姿があった。

・1年生は「初々しさと活力」,2年生は「誠実,真剣さ」,3年生は「基礎基本が身についた上での活発な動きとしっとりとした落ち着きのある雰囲気」…それぞれのカラーは違っても,すばらしい集団として育っている。

・仲間同士のつながりができていて,リーダーとフォロアーの呼応の関係ができている。そういう関係のよさが安心して合唱ができ,素晴らしい合唱を築いている。

・特徴のある校舎であるが,工夫し,美しさを維持している。生徒の皆さんの協力があるからこそである。

など,たくさん褒めていただくことができました。

これまで努力を重ね,活動に工夫を凝らして大切にしてきた,『日常のあたり前』がたくさんの方々に認められ,素晴らしい学校へと成長している評価されました。

これまでの多中生の歩みや築いてきた財産は,間違いなく素晴らしいものです。今後も大切にするとともに,さらなる発展を目指し,一人一人がよりよく生きる『力』がつけられることを楽しみにしています。